午後:債券サマリー 先物は反落、長期金利2.710%に上昇

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市況

 16日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落した。米国の利上げ観測の後退を受けた米金利の低下(債券価格の上昇)に対する反応は限られ、利益確定目的の売りが優勢となった。この日、財務省が実施した流動性供給入札(残存期間1年超5年以下)は無難な結果と受け止められ、円債相場のサポート要因となったが、取引終盤に売り直しの流れとなった。

 米国の6月の卸売物価指数が前年同月比で市場の予想を下回る伸びとなり、米国の早期利上げ観測が一段と後退した。この日、日本の財務省が実施した流動性供給入札の応札倍率は3.83倍となり、前回(5月8日)の3.19倍を上回った。円債市場では需給安心感が台頭した一方、債券先物は前日まで上昇していたとあって反動売りが優勢となった。イランに対する米国の攻撃により米原油先物相場に上昇圧力が掛かったことも、債券相場には重荷となった。

 先物9月限は前営業日比22銭安の127円68銭で終了した。新発10年債利回り(長期金利)は2.710%に上昇した。

出所:MINKABU PRESS

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