株価指数先物【引け後】 世界の半導体株をにらんでのスキャルピング対応

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先物

大阪9月限
日経225先物 68860 +1060 (+1.56%)
TOPIX先物 4096.5 +58.0 (+1.43%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(9月限)は前日比1060円高の6万8860円で取引を終了。寄り付きは6万8390円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万8185円)を上回る形で買いが先行した。ロングが強まるなか、現物の寄り付き後ほどなくして6万8880円まで上げ幅を広げた。買い一巡後はロングの解消や短期的なショートが入り、前場中盤にかけて6万7930円まで上げ幅を縮めた。ただ、前場終盤に再び強含むと、ランチタイムで6万8500円台を回復。後場中盤には6万8910円まで急伸する場面もあった。その後は利食いが入ったものの、終盤にかけてロング優勢の流れが続いた。

 米国市場でエヌビディアなど半導体株の一角が買われた流れを引き継ぎ、指数インパクトの大きいキオクシアホールディングス<285A>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]など、半導体やAI関連株が日経平均型を牽引。日経225先物はボリンジャーバンドの-1σ(6万7410円)と中心値の25日移動平均線(6万9280円)とのレンジ内での推移を継続している。

 スキャルピング中心のトレードであり、25日線突破を狙ったロングの動きは限られていたとみられる。ただ、韓国KOSPI指数の上昇率は6%を超えており、SKハイニックスやサムスン電子の強い値動きに連動する流れであった。後場中盤には6万8910円まで急伸したが、オランダのASMLホールディングが2026年12月期の売上高見通しを上方修正した。これがトリガーとなる形でレーザーテック<6920>[東証P]が急伸しており、このインパクトを想定したロングが入ったようだ。

 明日は台湾積体電路製造(TSMC)が日本時間午後3時に第2四半期決算説明会を開催する。引け間際にはTSMCのヘッドラインに過剰に反応する可能性はある。米国市場にも影響を与えるとみられ、明日のナイトセッションで荒い値動きをみせてくる展開には注意しておきたい。

 日経225先物は、引き続き-1σと25日線とのレンジを想定。ただ、バンドは収斂してきているため、煮詰まり感からトレンドが出やすいタイミングが近づいている状況であろう。週足では13週線(6万5830円)と+1σ(6万9630円)とのゾーンになる。前週割り込んだ週足の+1σが抵抗として機能するようだと、下へのバイアスが強まる可能性も警戒される。

 NT倍率は先物中心限月で16.80倍(14日は16.78倍)に上昇した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の上昇が日経平均株価を牽引しており、相対的に日経平均型優位の展開だ。一時16.85倍まで切り上げており、-1σ(16.87倍)を捉えてくるとNTロングでのスプレッド狙いの動きが強まりそうだ。半面、抵抗として機能する局面では、-2σ(16.51倍)へのNTショートになるだろう。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が8433枚、バークレイズ証券が6996枚、ソシエテジェネラル証券が6435枚、サスケハナ・ホンコンが2118枚、JPモルガン証券が1644枚、野村証券が1547枚、日産証券が1052枚、SBI証券が894枚、モルガンMUFG証券が827枚、三菱UFJ証券が682枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万5800枚、ABNクリアリン証券が1万4860枚、バークレイズ証券が1万3527枚、JPモルガン証券が3945枚、モルガンMUFG証券が3500枚、みずほ証券が2195枚、ゴールドマン証券が1826枚、サスケハナ・ホンコンが1390枚、野村証券が1321枚、ビーオブエー証券が903枚だった。

株探ニュース

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