前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

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材料

■ワンプラ <4199>  1,053円 (+150円、+16.6%) ストップ高

 ワンダープラネット <4199> [東証G]がストップ高。スマートフォンゲームの企画・開発や運営を行うが、足もとの業績は損益改善傾向にある。13日取引終了後に発表した26年8月期第3四半期単独(26年3-5月)の最終損益が3000万円の赤字と、前年同期の1億1700万円の赤字から大幅に縮小した。また、同日にサンリオ <8136> [東証P]と新作ゲームの共同開発を行うことで合意し契約締結したことを発表しており、これが株価を強く刺激する格好となった。会社側では今回の協業に伴い、サンリオが誇るIP(知的財産権)をグローバル展開し、ワンプラが強みとする領域での開発を担うことで、新たな価値の提供を目指すとしている。

■ありがとうS <3177>  4,090円 (+510円、+14.3%)

 ありがとうサービス <3177> [東証S]が急反騰。同社は14日午後1時30分ごろ、27年2月期第1四半期(3-5月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比95.4%増の4億900万円となり、通期計画の9億4400万円に対する進捗率は43.3%に達した。売上高は同15.1%増の31億2200万円で着地。主力のリユース事業が好調だったほか、フードサービス事業も堅調に推移した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いた。

■Dガレージ <4819>  2,386円 (+257円、+12.1%)

 東証プライムの上昇率トップ。デジタルガレージ <4819> [東証P]が3日続急騰。14日、香港に拠点を置き、インベストメント・マネジメント業務を営むオールド・ピーク・グループと共同保有者が新たにDガレージ株式について5%を保有していることが明らかとなり、思惑視した買いが集まった。関東財務局に提出された大量保有報告書によると、報告義務発生日は7月7日。保有目的は「長期投資並びに株主価値の向上及び保全のため重要提案行為等を行うことがある」としている。

■Sansan <4443>  1,850円 (+155円、+9.1%)

 東証プライムの上昇率3位。Sansan <4443> [東証P]が急反発。13日の取引終了後、26年5月期の連結決算の発表にあわせて、27年5月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は637億600万~653億1900万円(前期比18.5~21.5%増)、営業利益予想は125億1400万~144億6400万円(同52.9~76.7%増)、最終利益予想は83億7600万~102億2100万円(同23.6~50.8%増)としており、好感した買いが集まった。名刺管理サービス「Sansan」が堅調に成長するほか、経理AXサービス「Bill One」の高成長が続くと見込む。年間配当予想は中間・期末各2円50銭の合計5円(前期は2円50銭)に増配した。なお、26年5月期は売上高が537億6100万円(前の期比24.4%増)、営業利益が81億8500万円(同2.9倍)、最終利益が67億7800万円(同16.0倍)だった。各事業で売り上げが好調に推移するなか、Bill Oneの収益性が改善した。また、特別利益としてユーザベース(東京都千代田区)へのログミー株式売却による関係会社株式売却益14億3600万円を計上した。

■カーブスHD <7085>  986円 (+76円、+8.4%)

 東証プライムの上昇率4位。カーブスホールディングス <7085> [東証P]が急反発。13日取引終了後、第3四半期累計(25年9月-26年5月)連結決算を発表。売上高は315億7000万円(前年同期比13.8%増)、営業利益は61億5000万円(同22.0%増)だった。マーケティング施策が奏功し、引き続き入会者数が増加。会費の価格改定も寄与した。これを評価した買いが集まった。あわせて取得上限300万株(自己株式を除く発行済み株式総数の約3.3%)、または35億円とする自社株買いの実施を発表した。これも買い材料視された。期間は7月14日~9月30日。このうち、14日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で220万株を取得した。

■ウイングアク <4432>  2,741円 (+208円、+8.2%)

 東証プライムの上昇率6位。ウイングアーク1st <4432> [東証P]が3日ぶり急反発。14日正午ごろ、27年2月期第1四半期(3-5月)の連結決算を発表した。売上高が78億600万円(前年同期比6.7%増)、最終利益が15億5900万円(同6.3%増)だった。同時に保有株式数に応じて年間5000~5万円相当の株主優待ポイントを贈呈する株主優待の新設、取得総数120万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.45%)、取得総額30億円を上限とする自社株買いの実施を発表しており、これらを好感した買いが集まった。3~5月はクラウドを中心にリカーリングが好調に推移するなか、AI活用により開発コストを抑制し増収増益を達成した。株主優待として贈呈する株主優待ポイントは株主限定の特設ウェブサイト「ウイングアーク・プレミアム優待倶楽部」において、食品や家電、体験ギフト、電子マネー・ポイントなど5000種類以上の商品と交換できる。2月末及び8月末を基準日として、100株以上300株未満を保有する株主に2500円相当(年間5000円相当)、300株以上500株未満を保有する株主に5000円相当(同1万円相当)、500株以上1000株未満を保有する株主に1万5000円相当(同3万円相当)、1000株以上を保有する株主に2万5000円相当(同5万円相当)を贈る。自社株買いは取得期間を今年8月1日から来年5月31日までとし、東京証券取引所における市場買い付けで行う。

■プロパスト <3236>  287円 (+21円、+7.9%)

 プロパスト <3236> [東証S]が急反発。同社は13日取引終了後、27年5月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを前期比9.3%増の35億4900万円としていることや、期末一括配当計画を前期比2円増配の10円としていることが好感されたようだ。売上高は同52.8%増の450億1800万円を見込む。都心部のなかでも需要が見込める物件を厳選しての購入を継続するとともに、賃貸開発事業の完成予定物件ならびに現在保有しているバリューアップ物件の売却活動を積極的に推進し、受注済みの建築請負工事を着実に進めるとしている。

■木村化 <6378>  1,256円 (+85円、+7.3%)

 木村化工機 <6378> [東証S]が急反発。ここにきて核融合発電を巡る動きが世界的に活発化している。前週7日にはアルファベット  傘下のグーグルが欧州初の商用核融合発電所の実現を目指すスタートアップでドイツに拠点を置くプロキシマ・フュージョンの資金調達ラウンド(日本円で約820億円)に参加したことが伝わったほか、週明け13日にはアマゾン  創業者のジェフ・ベゾス氏らが出資するカナダの核融合専業スタートアップ、ジェネラルフュージョン  がSPAC(特別目的会社)との合併を経てナスダック市場に上場を果たした。核融合発電は日本が独自技術を有する得意分野でもあり、東京市場でもこの流れに乗る動きが出た。そのなか、木村化は国内屈指の蒸発濃縮装置技術を有し、核燃料リサイクル設備にも長年携わる原子力のスペシャル集団として投資資金を誘引した。核融合分野でも突出した実績がある。超伝導コイルなどを収容して内部を高真空・低温環境に保つための大型真空断熱容器(クライオスタット)の上蓋を、世界最大級の核融合研究設備である「JT―60SA」に納入するなど、その存在感を改めて示している。

■ブックオフG <9278>  2,206円 (+118円、+5.7%)

 ブックオフグループホールディングス <9278> [東証P]が続急伸。13日の取引終了後、26年5月期の連結決算の発表にあわせて、27年5月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は1390億円(前期比6.8%増)、営業利益予想は47億円(同6.7%増)とした。期末一括配当予想は4円増配の40円を見込んでおり、好感した買いが集まった。主力の国内ブックオフ事業で大型店の出店拡大を進めるなか、海外事業及びプレミアムサービス事業の増益で利益を押し上げる。海外事業は米国でブックオフ5店舗を新規出店するほか、台湾への事業進出も予定する。26年5月期は売上高が前回予想の1280億円から1301億2300万円(前の期比9.2%増)、営業利益40億円から44億500万円(同27.7%増)に上振れして着地。第4四半期(3-5月)の国内ブックオフ事業及びプレミアムサービス事業が想定を上回って推移した。

■ドトル日レス <3087>  2,932円 (+132円、+4.7%)

 ドトール・日レスホールディングス <3087> [東証P]が大幅続伸。13日取引終了後、第1四半期(3-5月)連結決算を発表。売上高は425億2800万円(前年同期比8.2%増)、営業利益は37億7000万円(同35.2%増)だった。高付加価値商品の展開やメニュー改定といった店舗の顧客単価引き上げ策が寄与。客数の回復を目指したキャンペーンも奏功した。通信販売やスーパーなどの卸売り販売も伸びた。これを好感した買いが入った。

■モリト <9837>  1,850円 (+83円、+4.7%)

 モリト <9837> [東証P]が大幅反発。14日午後1時ごろ、26年11月期第2四半期累計(25年12月-26年5月)の連結決算を発表。売上高が330億6800万円(前年同期比28.1%増)、営業利益が20億5800万円(同31.2%増)、最終利益が16億4500万円(同29.9%減)だった。大幅な営業増益に加え、累進配当の導入を含む利益配分に関する基本方針の変更や自社株買いの実施、31年11月期を最終年度とする中期経営計画(27年11月期~)を同時に開示しており、これらを好感した買いが集まった。5月中間期はMs.IDやミツボシコーポレーションの連結効果が寄与したほか、ヘルスケア関連商品やゲーム関連商品、厨房機器関連サービスが好調に推移し、売上高及び営業利益、経常利益で半期開示を初めて以来の過去最高を更新。ただし、最終利益は前期に計上した負ののれん発生益の反動で減益となった。利益配分に関する基本方針の変更に当たり、27年11月期から累進配当を導入する。また、DOE(株主資本配当率)の基準を従来の4.0%から5.0%に引き上げるとともに、31年3月期の目標として6.0%を掲げた。自社株買いは取得総数30万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.2%)、取得総額6億円を上限として行う。取得期間は今年7月16日から来年1月12日まで。中計における31年11月期の売上高目標は1000億円(今期計画は630億円)、営業利益目標は60億円(同35億円)とした。来期よりBtoC事業や空間環境サービスインフラ事業、フロンティアスポーツ事業を新たな収益の柱とし、既存事業と区分したマネジメントに取り組むことで、成長を更に加速するという。

■松竹 <9601>  11,240円 (+420円、+3.9%)

 松竹 <9601> [東証P]が大幅高で4日続伸。同社は14日午後2時ごろ、27年2月期第1四半期(3-5月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比58.5%増の17億2900万円となり、通期計画の37億円に対する進捗率は46.7%に達した。売上高は同11.5%増の241億3800万円で着地。主力の映像関連事業で劇場運営や権利販売が好調だったことなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いた。

■鉄建建設 <1815>  4,580円 (+165円、+3.7%)

 鉄建建設 <1815> [東証P]が5日ぶり大幅反発。14日午後2時ごろ、9月30日を基準日として1株を2株に株式分割し、これに伴い27年3月期の期末一括配当予想を株式分割後ベースで実質3円50銭増額の115円としたことが好材料視された。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図る。

■OLC <4661>  2,745円 (+95円、+3.6%)

 オリエンタルランド <4661> [東証P]が大幅高で9日続伸。同社が東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのチケットの上限価格について、10月から引き上げると国内メディアが13日に報じた。収益性を向上させるとの期待感が膨らんだようだ。報道によると、1デーパスポートに関して大人の上限価格はこれまでよりも1500円高い1万2400円となるという。

※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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