午後:債券サマリー 先物は反発、20年債入札の強い結果を受け一段高
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14日の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)を巡る閣僚発言で切り返し、午後は20年債入札の強い結果を手掛かりに一段高となった。 米国とイランの対立激化による原油高を通じたインフレ懸念を背景に、前日の米長期債相場が続落(金利は上昇)したことから円債にも売りが先行した。ただ、片山さつき財務相がGPIFのポートフォリオについて「必要あれば修正が行われる」との認識を示したことや、上野賢一郎厚労相が「GPIF基本ポートフォリオは今後必要があれば見直す」と述べたことが伝わると債券先物はプラス圏に浮上。市場ではGPIFが国債を買うのではないかとの思惑が広がった。午後に入って20年債入札の結果が明らかになると、需給の引き締まりを意識した買いが流入。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)がゼロ銭と前回(6月25日)の24銭から縮小し、投資家需要の強弱を示す応札倍率が4.52倍と前回の2.97倍を上回ったことが好感され、午後2時40分すぎには127円76銭をつける場面があった。 先物9月限の終値は、前日比57銭高の127円66銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前日に比べて0.075%低い2.710%で推移している。 出所:MINKABU PRESS