午後:債券サマリー 先物は反落、GPIFポートフォリオを巡る報道が影響

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市況

 13日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。時間外取引での米原油先物や米長期金利の上昇や、「政府はGPIFのポートフォリオ変更を想定していない」との報道が影響した。

 債券先物は前週末に急伸した流れを引き継ぐ形でスタートし、朝方には一時127円53銭まで上伸。片山さつき財務相が10日午前の閣議後会見で「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの年金基金による日本の金融資産投資を後押しする」との考えを示したことで、GPIFが国内債など円資産への投資を増やすとの思惑が続いるようだった。ただ、イランメディアが現地時間12日未明に「イラン革命防衛隊がホルムズ海峡を再封鎖し、いかなる船舶の通航も認めないと宣言した」と伝えたことなどを背景に、エネルギー供給を巡る不安から原油価格が騰勢を強めたことが影響。米国のインフレ再燃懸念による米長期金利の上昇が重荷となったほか、エネルギーの大半を輸入する日本にとって原油高が続けば国内の物価上昇を促す可能性があることが意識された。中東情勢の先行き不透明感から断続的に売りが流入するなか、ロイター通信が「片山さつき財務相が表明した年金基金による国内投資強化策について、政府がGPIFの基本資産構成割合(基本ポートフォリオ)の変更を現時点で想定していないことが分かった」と報じたことをきっかけに、午後2時50分すぎには127円01銭まで下げ幅を広げる場面があった。

 先物9月限の終値は、前週末比23銭安の127円09銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前週末に比べて0.090%高い2.790%で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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