前週末10日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

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材料

■スギHD <7649>  2,922円 (-256円、-8.1%)

 東証プライムの下落率トップ。スギホールディングス <7649> [東証P]が続急落。9日取引終了後、508万2000株の新株式発行を実施すると発表した。発行価格は3195円。調達資金約160億円(手取り概算額)は店舗の出店や既存店舗の改装投資、DX・AI関連投資、戦略的投資・M&Aに充てる。株式価値の希薄化を懸念した売りが先行した。あわせて第1四半期(3-5月)連結決算を発表した。売上高は2701億7500万円(前年同期比10.1%増)、営業利益は122億900万円(同10.9%増)だった。引き続きドミナント出店に取り組んだほか、プライベート商品の販売拡大が奏功した。税金費用の影響で純利益段階ではマイナスで着地した。

■WNIウェザ <4825>  1,980円 (-88円、-4.3%)

 東証プライムの下落率4位。ウェザーニューズ <4825> [東証P]が大幅安で3日続落。9日取引終了後、26年5月期連結決算を発表。売上高は244億7900万円(前の期比4.1%増)、営業利益は52億4400万円(同16.1%増)だった。法人向け、個人向けサービスとも堅調に推移した。続く27年5月期の売上高は258億円(前期比5.4%増)、営業利益は54億円(同3.0%増)の見通し。配当予想は50円(株式分割考慮ベースで前期85円)とした。良好な決算内容だったものの、目先材料出尽くしとの見方から利益確定売りが先行したようだ。

■東和銀 <8558>  1,272円 (-54円、-4.1%)

 東証プライムの下落率5位。東和銀行 <8558> [東証P]が大幅安で5日続落。同社は7日、クレジットカード決済代行の全東信(大阪市中央区)に対する債権について取り立て不能または取り立て遅延の恐れが生じたと発表した。貸出金額は80億円で、このうち担保・引き当てなどで保全されていない58億8600万円を27年3月期に全額引当処理するという。

■ベルク <9974>  6,430円 (-260円、-3.9%)

 東証プライムの下落率6位。ベルク <9974> [東証P]が大幅安で3日続落。10日午後2時ごろ、27年2月期第1四半期(3-5月)の連結決算を発表した。売上高が1077億5000万円(前年同期比3.9%増)、営業利益が33億200万円(同15.0%減)だったとしており、大幅な営業減益を嫌気した売りが出た。販売管理費は従業員の賃金上昇を実現しつつ経費コントロールを実施することで計画通りの数値で推移したものの、売上高が計画に届かず、販売管理費率が前年同期と比べ高くなった。

■ファストリ <9983>  82,110円 (-3,060円、-3.6%)

 ファーストリテイリング <9983> [東証P]が大幅安で3日続落。9日の取引終了後、26年8月期第3四半期累計(25年9月-26年5月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の3兆9000億円から3兆9700億円(前期比16.7%増)、営業利益予想は7000億円から7300億円(同29.4%増)、最終利益予想を4800億円から5000億円(同15.5%増)に引き上げた。寄り付きは買い優勢だったものの、買い一巡後は利益確定売りに押される展開となった。通期業績予想の修正は6月までの業績を反映するとともに、第4四半期(6-8月)の前提となる為替レートを足もとの実態にあわせる形で行った。業績については海外ユニクロ事業における韓国、東南アジア・インド・豪州地区、北米、欧州が第3四半期(3-5月)に上振れしたことを踏まえた。為替レートについて、6-8月期は1ドル=159円30銭、1ユーロ=185円70銭と予想する。なお、第3四半期累計の売上高は3兆651億8200万円(前年同期比17.1%増)、営業利益は6143億8900万円(同36.2%増)、最終利益は4260億7700万円(同25.6%増)だった。

■トレファク <3093>  2,196円 (-52円、-2.3%)

 トレジャー・ファクトリー <3093> [東証P]が続落。9日の取引終了後に、27年2月期の連結業績予想について、売上高を543億400万円から549億7500万円(前期比13.1%増)へ、営業利益を50億6500万円から53億3300万円(同11.6%増)へ、純利益を33億9500万円から35億5100万円(同12.0%増)へ上方修正し、あわせて中間配当予想を22円から24円(年46円)へ引き上げたが、サプライズ感に乏しいとの見方が強く、6日に年初来高値を更新するなど直近で急上昇していたこともあって利益確定売りが優勢となったようだ。既存店と前期の出店店舗が売上高の成長を牽引し第1四半期業績が想定を上回ったことに加えて、第2四半期以降は一部の需要が第1四半期に先行したと分析しているものの、引き続き力強い需要が見込まれることや、売上総利益率が上昇していること、更に販管費が計画どおり推移する見通しであることなどから、業績予想を上方修正した。なお、同時に発表した第1四半期(3-5月)決算は、売上高137億8200万円(前年同期比16.4%増)、営業利益18億5500万円(同24.0%増)、純利益12億2400万円(同22.6%増)だった。

■INPEX <1605>  3,361円 (-66円、-1.9%)

 INPEX <1605> [東証P]が3日ぶりに反発。そのほか、石油資源開発 <1662> [東証P]が3日ぶりに下落した。9日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の8月限が前日8日比1.44ドル安の1バレル=72.08ドルに値を下げた。米中央軍は8日にイランへの追加的な攻撃は完了したと発表した。また、米国でインフレが懸念されるなか米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが実施されれば、経済成長が低下し原油需要が落ち込むことも意識された。WTI価格は日本時間10日午前10時時点では71.90ドル前後で推移した。

※10日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

株探ニュース

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