前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
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■ABCマート <2670> 2,592円 (-332.5円、-11.4%) 東証プライムの下落率トップ。エービーシー・マート <2670> [東証P]が続急落。8日の取引終了後に発表した第1四半期(3-5月)連結決算は、売上高1054億8300万円(前年同期比8.0%増)、営業利益203億1600万円(同8.3%増)、純利益142億9600万円(同10.4%増)となったが、市場予想の範囲内であり材料出尽くし感が強まったようだ。物価高の影響で1人当たりの買い上げ点数に減少が見られる一方で、ナショナルブランドの高単価なスニーカーや本革ブーツ、スポーツアパレルなどの販売が好調に推移した。また、円安の影響もあってインバウンドによる消費が増加したほか、低迷していた海外事業が復調してきたことも寄与した。なお、27年2月期通期業績予想は、売上高4008億円(前期比5.9%増)、営業利益656億円(同3.7%増)、純利益464億円(同0.1%増)の従来見通しを据え置いた。 ■三菱マ <5711> 3,960円 (-294円、-6.9%) 東証プライムの下落率3位。三菱マテリアル <5711> [東証P]が3日続急落。同社は8日の取引終了後、ユーロ円建ての新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行すると発表した。株式の転換による潜在的な1株利益の希薄化リスクを意識した売りがかさんだようだ。調達額は約700億円。資源循環ビジネスへの転換を進めるなかで、成長投資に充当する。3月末時点の自己株式を除く発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は10.30%になる見通し。 ■フジ <8278> 1,956円 (-71円、-3.5%) フジ <8278> [東証P]が6日ぶり大幅反落。9日午後3時ごろ、27年2月期第1四半期(3-5月)の連結決算を発表した。売上高が1980億2600万円(前年同期比1.7%減)、営業利益が3億9100万円(同79.4%減)だった。仕入れ価格の上昇や消費者の節約志向の高まりなど、経営環境は厳しさを増しているという。 ■日本ペHD <4612> 1,079.5円 (-22.5円、-2.0%) 日本ペイントホールディングス <4612> [東証P]が続落。米トランプ大統領が8日、中東情勢を巡りイランとの停戦合意について「終わったと思う」と述べ再攻撃を警告。中東情勢が再び緊迫化したことで、原材料についてナフサ価格変動の影響を受ける塗料関連銘柄に売りが出たようだ。 ■セリア <2782> 3,660円 (-75円、-2.0%) セリア <2782> [東証S]が4日ぶり反落。SMBC日興証券が8日付で投資評価を「1(アウトパフォーム)」から「2(中立)」へ、目標株価を4600円から4000円へ引き下げた。これが売り材料視された。証券会社によると、原油高影響が今後の粗利率押し下げ要因と指摘し、円安進展もやや注意したいとした。ただし、原油高影響は計画に想定されており、株価にも織り込み済みだろうともした。在庫増効果は一巡に向かうだろうが、残存者利益での売り上げ伸長に注目という。 ※9日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋 株探ニュース