<動意株・8日>(前引け)=タツモ、セルシス、GOなど
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タツモ<6266.T>=25日線を足場に切り返し急。半導体セクターは韓国KOSPIの動向を横にらみに上下に不安定な値動きが続いているが、半導体分野でニッチトップの実力を有する中小型株には根強い実需買いが観測される。同社もその一角に位置しており、生成AIインフラ構築のハブともいえるアドバンストパッケージ分野では、同社のテンポラリーボンディング・デボンディング(一時貼合・剥離)装置がグローバルベースで圧倒的な商品競争力を誇っている。市場関係者からは「かつてレーザーテック<6920.T>がマスクブランクス検査装置の独占的サプライヤーとして株価を変貌させたが、規模感こそ違うがHBMなど先端AI半導体分野における貼合・剥離装置でオンリーワンに近い歩留まり実績を持つタツモにも、似たようなサクセスストーリーがイメージされる」(中堅証券ストラテジスト)という声がある。 セルシス<3663.T>=新値街道快走。この日、イラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」を、7月9~12日にフランス・パリで開催されるヨーロッパ最大級の日本文化の祭典「Japan Expo 2026」に出展すると発表しており、グローバル展開の強化につながると期待されている。欧州でオンラインマンガ配信サービスを提供する総合マンガプラットフォーム「Mangas.io」の企画エリアに体験型ブースを出展。また、マンガ・コミック業界の数多くの有名アーティストとライブデモンストレーションを実施するという。 GO<581A.T>=反発。この日、ナビタイムジャパン(東京都港区)の訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ「Japan Travel by NAVITIME」と機能連携したと発表しており材料視されている。今回の機能連携により、「Japan Travel by NAVITIME」内で「タクシー手配」機能を提供する。ルート検索からそのまま、「GO」に加盟する全国47都道府県のタクシーを呼ぶことができるようになるほか、乗降位置の指定や車種選択などを踏まえた注文から決済までを、ワンストップで行うことが可能となるという。 セントラル警備保障<9740.T>=上げ足強め8連騰。7日の取引終了後に、27年2月期の配当予想を中間30円・期末31円から、中間40円・期末41円の年81円(前期60円)に引き上げるとしたことが好感されている。26年3月に創業60周年を迎えたことを記念して中間配当で10円の記念配当を実施するとともに、期末配当予想を10円増額する。また、同時に発表した第1四半期(3~5月)連結決算で、売上高214億9600万円(前年同期比6.4%増)、営業利益18億9900万円(同6.4%増)、純利益8億4400万円(同30.3%減)と増収、営業増益となったことも材料視されているようだ。常駐警備で「OIMACHI TRACKS」の新規開始や「TAKANAWA GATEWAY CITY」の通年寄与があったほか、機械警備で前期に実施したM&Aなどが貢献。また、工事・機器販売で品川再開発案件における入退室管理システム「セントリックス」や、カメラシステムも寄与した。なお、最終利益は前年同期に固定資産売却益2億3500万円を計上した反動や、今期に訴訟関連損失4億円を計上したことなどから大幅減益を余儀なくされた。 放電精密加工研究所<6469.T>=ストップ高。7日の取引終了後に、27年2月期の連結業績予想について、売上高を160億7300万円から167億1900万円(前期比16.8%増)へ、営業利益を12億円から14億3600万円(同28.0%増)へ、純利益を7億800万円から8億6600万円(同5.3%増)へ上方修正したことが好感されている。伸長するガスタービン部品、航空機エンジン部品、防衛装備品の需要へ対応を進めたことで、放電加工・表面処理セグメントを中心に売上高が計画を上回る見通し。加えて、放電加工・表面処理セグメントの航空・宇宙関連でスケールメリットによる収益性の向上が進んだことや機械装置等セグメントで自動車関連プレス部品の価格改定などをも寄与する。 サーラコーポレーション<2734.T>=5日続伸。7日の取引終了後に、26年11月期の連結業績予想について、営業利益を75億円から78億円(前期比5.7%増)へ、純利益を52億円から59億円(同0.5%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を17円から18円へ引き上げ、年間配当予想を34円としたことが好感されている。売上高は2600億円(同3.4%増)の従来見通しを据え置いたものの、エネルギー&ソリューションズ事業で暮らしの分野のリフォーム提案やビジネスの分野のソリューション提案に注力したことにより器具・工事の販売が好調に推移した。また、エンジニアリング&メンテナンス事業で大型案件の工事が順調に進捗し、完成工事高が増加したことも寄与した。なお、5月中間期決算は、売上高1296億7200万円(前年同期比1.2%減)、営業利益74億5500万円(同26.7%増)、純利益55億9300万円(同38.1%増)だった。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS