荒川化が急反騰、ニッチトップ系・半導体材料株シフトの流れに乗る
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荒川化学工業<4968.T>が急反騰。全体相場は日経平均株価がプラス圏とマイナス圏を激しく行き来する荒れた地合いだが、同社株に関してはブレずに我が道を進む展開で一時13.3%高の2210円まで駆け上がった。半導体関連セクターは大手製造装置メーカーなど主力どころに利食い急ぎの動きがみられるが、一方で、半導体材料を手掛ける化学メーカーの一角に物色の矛先が向いている。半導体材料は半導体製造装置と並んで日本が世界でも抜群の優位性を発揮する得意分野だが、中小型株でもニッチトップの実力にスポットライトが当たる場面が多くなった。 そのなか、同社は天然由来の樹脂成分(松脂)であるロジンを活用した技術を横展開し、AIデータセンター向けの先端半導体材料や高精密な電子デバイスの洗浄剤で旺盛なニーズを捉えている。業績も飛躍期に突入し、営業2.4倍増益を達成した26年3月期に続き、27年3月期も前期比3割強の伸びとなる33億円を見込んでいる。また、バリュー株シフトの動きがみられるなか、同社株のPBRは0.6倍台と割安感が際立っていることも中期スタンスで買いを誘導する背景となっているもようだ。 出所:MINKABU PRESS