午後:債券サマリー 先物は反落、日銀オペ結果で需給の緩みを意識
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6日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。高市早苗政権による積極的な財政政策が懸念されているほか、この日に実施された日銀の国債買いオペ結果で需給の緩みが意識された。 3日の米債券市場は独立記念日の振り替え休日のため休場だったが、同日の欧州市場でドイツ連邦債10年物の利回りが一時約1週間ぶりの高い水準をつけたことが円債の重荷となった。加えて、日本政府が6月30日に公表した経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)の原案で、2027年度を「責任ある積極財政元年」と位置づけていることから拡張的な財政政策が警戒されている様子。また、強い経済の実現に向けて「適切な金融政策運営が行われることも非常に重要である」と明記されたことで、日銀が利上げに動きにくくなりインフレ対応が後手に回る「ビハインド・ザ・カーブ」に陥る可能性があることも不安要因となっているようだった。日銀オペの結果で「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が2.66倍と前回の2.42倍を上回ったことが分かると、売り意欲が強いと受け止められ債券先物は一段安。あす7日に30年債入札を控えて売りが出やすいこともあり、午後2時40分すぎには一時126円94銭をつけた。 先物9月限の終値は、前週末比31銭安の126円95銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前週末に比べて0.045%高い2.830%と約30年ぶりの高水準で推移している。 出所:MINKABU PRESS