前週末3日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―
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■東レ <3402> 1,173.5円 (+40.5円、+3.6%) 東レ <3402> [東証P]が大幅続伸。同社は3日、韓国のサムスン電機との合弁会社であるSTEMCOで、パワーインダクター用コイル(ID-Coil)の生産設備の増設を開始したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。これは25年4月に稼働した第1期ラインに続き、STEMCO本社に隣接する土地を取得し、第2期ラインを新設するもの。今回の増設により、ID-Coilの生産能力は従来比約2倍に拡大し、グローバルで拡大するID-Coil需要に対応するという。なお、第2期ラインの稼働開始は28年秋を予定している。 ■センコーHD <9069> 1,974円 (+67.5円、+3.5%) センコーグループホールディングス <9069> [東証P]が大幅続伸。2日の取引終了後、英ロンドンに本拠を置く投資会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドと共同保有者による株式保有比率が11.91%から12.74%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが集まった。関東財務局へ提出された変更報告書によると、報告義務発生日は6月25日。保有目的は投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと、としている。 ■りたりこ <7366> 1,668円 (+55円、+3.4%) LITALICO <7366> [東証P]が大幅続伸。3日、自治体の5歳児健診を支援する「LITALICO健診ソフト」を正式リリースしたと発表しており、好材料視された。同ソフトは、5歳児健診で行われる事前問診のオンライン化、回答結果の自動集計・分析、健診当日および健診後のフォローアップに活用できるレポート出力を一体で支援するサービス。従来の5歳児健診では、紙の問診票や手作業による集計を前提としていることから担当者の負担が大きくなりやすく、健診後のフォローアップに向けた情報整理にも時間を要するが、同ソフトにより自治体職員の集計・分析業務の負担を軽減するとともに、支援を必要とする子どもや家庭により早く適切に支援をつなげることができる体制づくりをサポートするとしている。 ■良品計画 <7453> 3,615円 (+105円、+3.0%) 良品計画 <7453> [東証P]が続伸。2日の取引終了後に発表した6月度の国内売上高で、既存店及びオンラインストアの売上高は前年同月比8.1%減と6ヵ月ぶりに前年実績を下回ったものの、6月の弱さは織り込み済みとの見方が強いようだ。全国的な天候不順により夏物衣服やファブリックスなどの季節商材が苦戦したほか、前年より土日祝日が1日少なかったことによる押し下げ影響が2ポイント程度あったことが響いた。なお、全店及びオンラインストアの売上高は同4.3%減だった。 ■中外薬 <4519> 7,642円 (+222円、+3.0%) 中外製薬 <4519> [東証P]が続伸。同社を傘下に持つスイスの製薬大手ロシュが2日、既治療のKRAS G12C変異陽性の非小細胞肺がんを対象に実施したKRAS G12C阻害剤「divarasib」について、第3相臨床試験(Krascendo1試験)の結果を公表。これを材料視した買いが入ったようだ。主要評価項目と主要副次評価項目を達成したとしている。 ■ハイデ日高 <7611> 2,627円 (+73円、+2.9%) ハイデイ日高 <7611> [東証P]が続伸。3日午後3時ごろ、27年2月期第1四半期(3-5月)の単独決算を発表した。売上高が169億9400万円(前年同期比11.4%増)、営業利益が21億1400万円(同13.0%増)だったとしており、業況を好感した買いが集まった。デリバリーサービスの販売促進キャンペーンやコロナ禍で短縮した営業時間の延長などに取り組んだ。なお、同時に6月度売上高速報を開示。既存店売上高は前年同月比3.4%増となり、増収基調が継続した。 ■アイピーエス <4390> 3,670円 (+100円、+2.8%) アイ・ピー・エス <4390> [東証P]が5日続伸。同社は2日の取引終了後、和歌山県における国際海底ケーブル陸揚局の新設と、同社が参画するプロジェクトでの支線整備に関する計画について、具体的な事業化を見据えた検討を本格的に進めると発表。これを材料視した買いが入った。関西圏での国際海底ケーブル陸揚拠点の分散化につながる計画で、新国際海底ケーブルCandleの和歌山支線の整備などを通じ、プロジェクトの価値最大化を図る。投資額は総額約230億円を想定。パートナーとの連携や公的支援制度の活用など最適な事業スキームを検討していく。 ■ファストリ <9983> 84,500円 (+2,180円、+2.7%) ファーストリテイリング <9983> [東証P]が4日ぶり反発。2日の取引終了後に発表した6月度の国内ユニクロ売上速報は、既存店とEコマースを合わせた売上高は前年同月比14.1%減と6ヵ月ぶりに前年実績を下回ったものの、直近で3日続落となっていただけに、反発機運が上回ったようだ。気温が低く推移したことや台風など天候不順が重なったことで、特に月の後半に夏物商品の需要が盛り上がらなかった。内訳では客数が同15.0%減と減少。一方の客単価は同1.1%増と上昇した。なお、直営店とEコマースを合わせた売上高は同13.7%減だった。 ■Uアローズ <7606> 2,438円 (+52円、+2.2%) ユナイテッドアローズ <7606> [東証P]が続伸。2日の取引終了後に発表した6月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比2.8%増と9ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べて休日が1日少なかった影響がマイナス1.6ポイント程度あったと推測されるほか、前年よりも低い気温の日が多かったことや台風の影響により小売売り上げは前年を下回ったものの、ネット通販売り上げが大きく伸長した。なお、全社売上高は同4.5%増だった。 ■川重 <7012> 2,820円 (+55円、+2.0%) 川崎重工業 <7012> [東証P]が続伸。3日、東京二十三区清掃一部事務組合から「世田谷清掃工場建替工事」を受注したと発表しており、好材料視された。同事業は、DB(設計、建設)方式で発注され、将来にわたり安定的なごみの全量処理体制を確保することを目的として、既存工場の解体工事を含む新工場の建設工事を実施するもので、川重・大成特定建設工事共同企業体(JV)が設計・施工業務を行う。契約金額は697億4000万円。33年12月の完工を予定しており、建て替え後の処理能力は、既存工場の1日300トンから600トンへ向上する。 ■ABCマート <2670> 2,800円 (+43円、+1.6%) エービーシー・マート <2670> [東証P]が続伸。2日の取引終了後に発表した6月度の売上高で、既存店売上高は前年同月比6.6%減と6ヵ月ぶりに前年実績を下回ったものの、6月の弱さは織り込み済みとの見方が強いようだ。父の日のギフト需要でハンズフリーシューズや、寒暖差が調整できるウェアなどスポーツアパレルが好調だったものの、台風襲来や全国的に気温が上がらない梅雨らしい気候だったことで客数が同12.6%減となったことが響いた。また、前年よりも日曜日が1日少ない曜日並びだったことも影響した。なお、全店売上高は同6.6%減だった。 ■上組 <9364> 5,228円 (+80円、+1.6%) 上組 <9364> [東証P]が3日続伸。2日取引終了後、ベトナムの冷凍冷蔵倉庫運営会社CLK COLD STORAGEの持ち分50%を取得したと発表した。海外の物流施設への投資を推進し、中期経営計画の基本方針の一つである「収益基盤としてのグローバル事業の確立」を目指す。 ■クスリアオキ <3549> 3,738円 (+48円、+1.3%) クスリのアオキホールディングス <3549> [東証S]が続伸。2日の取引終了後、26年5月期の連結決算の発表にあわせて、27年5月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は6400億円(前期比12.9%増)、営業利益予想は320億円(同18.1%増)とした。年間配当予想は中間・期末各32円の合計64円(前期は56円)を見込んでおり、材料視した買いが下値に入ったようだ。ドラッグストア90店舗の出店とドラッグストア併設調剤薬局31薬局の新規開局を計画するほか、既存店では品ぞろえの見直しやフード商品の構成比増加に継続して取り組む。同時に6月度(5月21日~6月20日)の月次営業速報を開示。既存店売上高は前年同月比2.5%減、全店売上高は同7.3%増だった。なお、26年5月期は売上高が5668億6500万円(前の期比13.0%増)、営業利益が270億9600万円(同1.9%増)だった。 ■サイゼリヤ <7581> 5,470円 (+70円、+1.3%) サイゼリヤ <7581> [東証P]が続伸。同社は2日、6月度の月次情報(レストラン業態のサイゼリヤのみ)を公表。既存店売上高は前年同月比9.7%増となり、好調さを維持していることが買い安心につながったようだ。同月は土日祝祭日による日数が前年同月よりも少なかったことが2%程度のマイナスに影響したものの、既存店の客数は同7.6%増となったほか、客単価も同1.9%上昇した。なお、全店ベースの売上高は同10.7%増だった。 ■清水建 <1803> 2,599円 (+26円、+1.0%) 清水建設 <1803> [東証P]が3日続伸。3日、コストパフォーマンスが高い冷蔵区画と構造形式を備えた新たなパネル冷蔵倉庫システムを開発し、実用化第1弾となる自社開発の冷蔵倉庫「(仮称)エスロジ市川2期計画」(千葉県市川市)に着工したと発表しており、好材料視された。新システムは、既存の「パネル冷蔵倉庫」と「躯体冷蔵倉庫」の利点を融合してコストパフォーマンスを追求したのが特徴。その最大の成果として建物内側の冷蔵庫の躯体・クールフレームを、建物外周躯体のウォームフレームで包み込む二重の架構形式を開発した。これによりイニシャル、ランニングの両コストを削減しつつ、冷蔵庫内の有効面積を増大し、事業性を高めたという。「(仮称)エスロジ市川2期計画」は、同社が展開する賃貸物流施設「S・LOGI」シリーズの第10弾で、シリーズ初の冷凍冷蔵倉庫となる。竣工は28年2月で、その翌月から賃貸を開始する予定だ。 ※3日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。 株探ニュース