明日の為替相場見通し=介入を警戒しつつ上値を試す動きか
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今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日本の通貨当局による為替介入を警戒しながらも米利上げ観測を背景に上値を試す動きが続きそうだ。予想レンジは1ドル=161円80銭~163円20銭。 6月30日に発表された米雇用関連指標が強い内容だったことで、米利上げ観測が一段と強まっている。日本時間今晩には6月のオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)全米雇用リポート、6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数などが発表されるほか、ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長が欧州中央銀行(ECB)主催の討議で発言する見通しで、ドル買いを促す可能性がある。 また、政府が6月30日に公表した経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)の原案で、強い経済の実現に向けて「適切な金融政策運営が行われることも非常に重要である」と指摘され、日銀が利上げに動きにくくなるとの見方からインフレ対応が後手に回る「ビハインド・ザ・カーブ」が警戒されていることも円の重荷となりそうだ。 ただ、ドル円相場は1日の東京市場で一時162円80銭台と約39年半ぶりのドル高・円安水準をつけており、政府・日銀の円買い介入はいつ入ってもおかしくはない。2日に6月の米雇用統計が発表されることから積極的には動きにくい面もある。 出所:MINKABU PRESS