<動意株・29日>(前引け)=東洋エンジ、中村超硬、エムアップ
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東洋エンジニアリング<6330.T>=大幅反発で底値離脱の気配。高市早苗首相は中国によるレアアース輸出規制の動きを背景に、国産レアアース確保に国策として力を入れる構えを明確に打ち出している。また、今月15~17日にフランス東部エビアンで開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、高市首相はレアアースを含む重要鉱物の「共同備蓄連携構想」を提案し、今後フランスなどとも連携を強めていく方向にある。そうしたなか、政府は2027年に、南鳥島沖の海底レアアース開発計画で産業規模での実証に着手することが伝わっている。1日350トン以上の泥の採取や運搬、精錬を想定し、きょう29日に関係閣僚らに指示すると報じられた。東洋エンジは海洋研究開発機構の委託で深海底からのレアアース泥回収システムの技術開発に携わっており、南鳥島沖でのレアアース泥採掘事業に参画していることから、関連有力株として物色の矛先が向いた。 中村超硬<6166.T>=ストップ高カイ気配。同社はダイヤモンドや超硬合金加工に強みを有するほか、ナノサイズのゼオライト製品の事業化にも傾注している。ゼオライトはレアアース・フリー蛍光体としての活用や、触媒用途としてレアアース代替候補にも挙がっている。レアアース回収に際して吸着剤への利用も見込まれ、株式市場でもにわかに脚光を浴びた経緯がある。そうしたなか、前週末26日取引終了後、同社は芝浦工業大学と希薄なレアアースイオンの回収技術に関する共同研究を開始することを発表、高市政権下での国産レアアース確保に向けた新たな国策の動きとも共鳴し、短期資金が集中する格好となった。 エムアップホールディングス<3661.T>=急伸。前週末26日取引終了後、これまで非開示としていた27年3月期連結業績予想について売上高を360億円(前期比13.5%増)、営業利益を58億円(同15.9%増)と発表した。コア事業への注力による収益モデルの明確化とグローバル展開を含む各施策の業績への影響度について、現時点で一定の合理的な算出が可能となったため。前期に続き売上高、営業利益とも過去最高を更新する見通しを示しており、これを好感した買いが入っている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS