前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―
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■デジプラ <3691> 1,603円 (+300円、+23.0%) ストップ高 デジタルプラス <3691> [東証G]がストップ高。同社は18日正午、北海道が実施する物価高対応緊急経済対策において、受託コンソーシアムの代表企業であるポケットサイン(東京都新宿区)が提供する「北海道アプリ」とデジプラの「デジタルギフト」が連携すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。同事業は補正予算168億円の給付事業で、約282万世帯を対象に1世帯あたり5500円分の給付を行う施策。対象の世帯主は北海道アプリを通じて「どうみんポイント」を受け取ることができる。どうみんポイントはデジタルギフトを通じて各種電子マネーやポイントへ交換することが可能となるという。デジプラは今回の採用を通じ、自治体領域での取り組みを更に強化し、重点領域の一つとして拡張を進める方針だ。 ■竹田iP <7875> 879円 (+150円、+20.6%) ストップ高 竹田iPホールディングス <7875> [東証S]がストップ高。17日の取引終了後に、ムトー精工 <7927> [東証S]子会社で、プリント配線板の基板設計及び検査サービスなどを行う大英エレクトロニクスの全株式を7月13日付で取得し子会社化すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。大英エレクトロニクスの設計・検査に関する人材、技術及びノウハウと、竹田iPグループが有する製造技術、設計・製造ノウハウ並びに国内外の顧客基盤を組み合わせることで、基板設計からマスク製造・検査に至る提案力の強化や顧客ニーズへの対応力の向上、更にはフォトマスク、スクリーンマスクなどの受注機会の拡大が期待されている。取得価額は23億500万円。なお、27年3月期業績への影響は精査中としている。 ■エスネット <5867> 1,300円 (+193円、+17.4%) 一時ストップ高 エスネットワークス <5867> [東証G]が急騰、一時ストップ高となった。17日の取引終了後に26年12月期の連結業績予想について、売上高を39億3600万円から44億円(前期比28.7%増)へ、営業利益を4億円から6億円(同96.1%増)へ、純利益を2億4500万円から3億7000万円(同70.5%増)へ上方修正したことが好感された。連結子会社パラダイムシフトグループが営業投資先のエグジットに伴う株式の譲渡及び配当の受領により投資事業の売り上げを計上したことが要因。また、4月に子会社化したサンワロジの連結を開始したことも寄与する。 ■トライアイズ <4840> 770円 (+100円、+14.9%) ストップ高 トライアイズ <4840> [東証S]がストップ高。同社はダムや河川など水関連分野の建設コンサルや不動産投資、及びファッションブランド事業などを多角的に展開する。17日取引終了後、国内最大規模の産業用・農業用 ドローン製造企業であるマゼックス(大阪府東大阪市)とM&A先企業へのドローン活用による業務革新支援とAI自動運航基盤システムの構築で業務提携を開始したことを発表、将来的な資本提携の可能性を含むとしており、業容拡大に向けた思惑を材料に物色人気化した。時価総額100億円未満と小型であり、品薄感も手伝ってボラティリティが急速に高まった。 ■CCT <4371> 1,442円 (+135円、+10.3%) コアコンセプト・テクノロジー <4371> [東証G]が続急騰。17日の取引終了後、建設DXを推進するシンクタンク梓総合研究所(東京都千代田区)と「AIR-Plate」の販売に関する協業を始めると発表しており、好感した買いが入った。AIR-Plateは建築・FM(ファシリティマネジメント)領域向けBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)プラットフォームであり、梓総合研究所が開発した。両社は今年中の本格稼働を目指し、共同で営業活動や導入支援体制の構築を進める。 ■ダイヘン <6622> 18,240円 (+1,410円、+8.4%) 東証プライムの上昇率8位。ダイヘン <6622> [東証P]が5日続急伸。17日の取引終了後に、九州製鋼佐賀工場内に設置された「武雄蓄電所」(佐賀県武雄市)に「蓄電池パッケージ」を納入したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。同蓄電所は複数社の出資により設立された武雄蓄電所合同会社を事業主体として開発。設計・施工はJESCOホールディングス <1434> [東証S]傘下のJESCOエコシステムが担当し、25年11月に商業運転を開始している。 ■村田製 <6981> 11,745円 (+880円、+8.1%) 村田製作所 <6981> [東証P]が4日続急伸。SMBC日興証券は17日、同社株の投資評価を3段階で真ん中の「2」から最上位の「1」に引き上げた。目標株価は4000円から1万3400円に見直した。「力強い積層セラミックコンデンサ(MLCC)の拡大恩恵を享受しよう」と指摘。データセンター(DC)用MLCCが当初想定を上回る水準にあり、利益成長のドライバーになるとみている。同社は2010年代の「モバイル」、20年代の「モビリティ」というメガトレンドの勝者であり、日々変化するAI領域でも勝者となれる蓋然性は高い、と評価。27年3月の連結営業利益は従来予想の3750億円から4250億円(会社計画3800億円)に修正し、28年3月期の同利益は6100億円を見込んでいる。 ■アルバリンク <5537> 2,442円 (+182円、+8.1%) AlbaLink <5537> [東証G]が3日続急伸。17日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を15万株(自己株式を除く発行済み株数の1.83%)、または5億円としており、取得期間は6月18日から8月12日まで。同社では、将来の収益性が現在の株価水準に十分に反映されていないとの認識のもと、株式市場の動向などを総合的に勘案し機動的な対応を図るとともに、将来の資本政策の実質的なコストを抑制することを目的に自社株買いを実施するとしている。 ■ノースサンド <446A> 1,326円 (+97円、+7.9%) ノースサンド <446A> [東証G]が続急伸。東京証券取引所が17日の取引終了後、同社株を18日付で貸借銘柄に選定すると発表しており、株式流動性の向上による売買活性化への期待から買われたようだ。また、日本証券金融も18日約定分から同社株を貸借銘柄に追加している。 ■扶桑化学 <4368> 4,420円 (+295円、+7.2%) 扶桑化学工業 <4368> [東証P]が6日続急伸。リンゴ酸やクエン酸などの果実酸で世界首位級のシェアを有するほか、電子材料分野への展開で独自の強みを持っていることが特長。半導体ウエハー研磨の原料として必須の「超高純度コロイダルシリカ」でグローバル・ニッチトップの座を確立させている。業績も絶好調で27年3月期は営業利益段階で前期比29%増の243億円予想と4期ぶりに過去最高を更新する見通し。そうしたなか、17日取引終了後に27年3月期最終利益予想の修正を発表、従来計画の166億円から192億円(前期比34%増)に大幅に増額した。これは超高純度コロイダルシリカ生産設備に関する「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金(2次公募)」の交付が決定し、補助金36億9400万円の受領に伴い特別利益を計上することによる。足もとでこれを材料視する買いを呼び込む格好となった。 ■ステムリム <4599> 321円 (+21円、+7.0%) ステムリム <4599> [東証G]が続急伸。17日の取引終了後に、塩野義製薬 <4507> [東証P]へ導出済みの再生誘導医薬開発候補品レダセムチド(S-005151)を利用した軟骨疾患に対する新規治療に係る用途特許について、オーストラリアで特許登録されることとなったと発表しており、好材料視された。同特許は大阪大学と出願したもので、レダセムチドの適応範囲の拡大を目的としたもの。今回の特許成立により、オーストラリアにおける関節の外傷性軟骨欠損症、変形性関節症、離断性骨軟骨炎などの軟骨疾患に対し、レダセムチドを用いた治療薬開発の可能性を担保することが可能になる。なお、同件による26年7月期業績への影響はないとしている。 ■エニマインド <5027> 476円 (+31円、+7.0%) AnyMind Group <5027> [東証G]が3日続急伸。同社は18日、ソーシャルコマース向け人工知能(AI)動画生成ソリューション「AnyAI Video」の提供を開始すると発表。これが買い手掛かりとなったようだ。AnyAI Videoは、同社のAI・データ活用基盤「AnyAI」を活用し、市場データや消費者インサイトに基づいた動画コンテンツの企画・生成を支援するソリューション。AIエージェントが過去データに基づき動画コンテンツの生成プロセスを最適化することで、高品質かつ多種多様な動画を効率的に生成することができるという。 ※18日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。 株探ニュース