【↑】日経平均 大引け| 4日続伸、日銀利上げも想定内で一時7万円台 (6月16日)
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日経平均株価 始値 69288.91 高値 70020.68 安値 69095.67 大引け 69404.50(前日比 +87.00 、 +0.13% ) 売買高 22億8101万株 (東証プライム概算) 売買代金 11兆9079億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント 1.日経平均は4日続伸、一時7万円台乗せもその後値を消す 2.日銀決定会合は追加利上げと国債買い入れ減額停止を決定 3.決定会合後に株価は急上昇、半導体関連や電線株が牽引役 4.中東情勢は戦闘終結の覚書に署名も前日に織り込み反応薄 5.値下がり銘柄が全体の7割占め、実質的には軟調な地合い ■東京市場概況 前日の米国市場では、NYダウは前週末比468ドル高と3日続伸した。米国とイランが戦闘終結で合意しリスク選好の買いが優勢となった。 東京市場では、上下に不安定な地合いとなった。一時日経平均株価は7万円台に乗せる場面もあったが、その後は値を消し、結局小幅高で取引を終えている。 16日の東京市場は、方向感の定まらない値動きだった。前場の日経平均は比較的狭いレンジでもみ合ったが、後場取引前半に一気に水準を切り上げ、7万円台をつける場面があった。日銀の金融政策決定会合では追加利上げと国債買い入れ減額の停止を決めたが、これは事前に織り込みが進んでおり、発表後に先物を絡め日経平均には浮揚力が働いた。前日の米国株市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅高で最高値を更新したことを受け、東京市場でも半導体主力株の一角や電線株に買いが集まった。なお、中東情勢に関しては米国とイランが戦闘終結に向けた覚書に署名したことで、地政学リスクの後退はポジティブ視されたものの、これも既に前日の相場で織り込みが進んでいたため反応薄だった。プライム市場の値下がり銘柄数が多く全体の69%を占めた。 個別では、キオクシアホールディングス<285A>がきょうも記録的な売買代金をこなし最高値街道をまい進。太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>、アドバンテスト<6857>などが買われ、フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>も値を飛ばした。三井金属<5706>が物色人気。三菱重工業<7011>も高い。JX金属<5016>、三井ハイテック<6966>がいずれもストップ高に買われた。パーク24<4666>が急騰、メイコー<6787>、日東紡績<3110>、フィックスターズ<3687>なども値を飛ばした。 半面、ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>なども利食われた。SUMCO<3436>も安い。三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが軟調、トヨタ自動車<7203>も売りに押された。TOKYO BASE<3415>が急落、松屋<8237>、プレス工業<7246>、マルマエ<6264>なども大きく下値を探った。 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、キオクシア <285A>、フジクラ <5803>、ファストリ <9983>、村田製 <6981>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約498円。 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、TDK <6762>、SBG <9984>、ディスコ <6146>、レーザーテク <6920>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約321円。うち191円は東エレク1銘柄によるもの。 東証33業種のうち上昇は12業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)その他金融業、(3)空運業、(4)ガラス・土石、(5)精密機器。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)建設業、(3)卸売業、(4)不動産業、(5)電気・ガス。 ■個別材料株 △テラドローン <278A> [東証G] ウクライナ迎撃ドローン企業2社を買収。 △キオクシア <285A> [東証P] 米マイクロン、サンディスク 急騰が追い風。 △PバンCOM <3559> [東証S] 米DigiKeyとVPA締結。 △住友ファーマ <4506> [東証P] SMBC日興証券が投資評価引き上げ。 △パーク24 <4666> [東証P] 26年10月期業績予想を引き上げ。 △JX金属 <5016> [東証P] データセンター向け需要拡大でインジウムリン基板の生産能力増強へ。 △SWCC <5805> [東証P] 通信・コンポーネンツ事業の中期的拡大見込みSBI証券が格上げ。 △北川精機 <6327> [東証S] 調整局面終了し業績増額修正期待で切り返し。 △多摩川HD <6838> [東証S] 今期業績・配当予想を上方修正。 △岡本硝子 <7746> [東証S] 同社製レンズが国内自動車メーカーのプレステージ・ブランドに採用。 ▼Hamee <3134> [東証S] 連続大幅減益ガイダンスをマイナス視。 ▼TOブックス <500A> [東証S] 27年4月期は営業益4%減を計画。 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)JX金属 <5016>、(2)パーク24 <4666>、(3)三井ハイテク <6966>、(4)メイコー <6787>、(5)JSB <3480>、(6)日東紡 <3110>、(7)Fスターズ <3687>、(8)フジクラ <5803>、(9)三井金属 <5706>、(10)リンクユーG <4446>。 値下がり率上位10傑は(1)T-BASE <3415>、(2)Jディスプレ <6740>、(3)松屋 <8237>、(4)プレス工 <7246>、(5)マルマエ <6264>、(6)TOREX <6616>、(7)プロレド <7034>、(8)FIG <4392>、(9)ロードスター <3482>、(10)大紀ア <5702>。 【大引け】 日経平均は前日比87.00円(0.13%)高の6万9404.50円。TOPIXは前日比8.46(0.21%)安の3991.14。出来高は概算で22億8101万株。東証プライムの値上がり銘柄数は449、値下がり銘柄数は1079となった。東証グロース250指数は714.31ポイント(1.31ポイント高)。 [2026年6月16日] 株探ニュース