東京株式(大引け)=87円高、日銀決定会合後に7万円台乗せもその後は値を消す

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市況

 16日の東京株式市場は上下に不安定な地合いとなった。一時日経平均は7万円台に乗せる場面もあったが、その後は値を消し、結局小幅高で取引を終えている。

 大引けの日経平均株価は前営業日比87円00銭高の6万9404円50銭と小幅続伸。プライム市場の売買高概算は22億8101万株、売買代金概算は11兆9079億円。値上がり銘柄数は449、対して値下がり銘柄数は1079、変わらずは36銘柄だった。

 きょうの東京市場は方向感の定まらない値動きだった。前場の日経平均は比較的狭いレンジでもみ合ったが、後場取引前半に一気に水準を切り上げ、7万円台をつける場面があった。日銀の金融政策決定会合では追加利上げと国債買い入れ減額の停止を決めたが、これは事前に織り込みが進んでおり、発表後に先物を絡め日経平均には浮揚力が働いた。前日の米国株市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅高で最高値を更新したことを受け、東京市場でも半導体主力株の一角や電線株に買いが集まった。なお、中東情勢に関しては米国とイランが戦闘終結に向けた覚書に署名したことで、地政学リスクの後退はポジティブ視されたものの、これも既に前日の相場で織り込みが進んでいたため反応薄だった。値下がり銘柄数が多く全体の69%を占めた。

 個別では、キオクシアホールディングス<285A.T>がきょうも記録的な売買代金をこなし最高値街道をまい進。太陽誘電<6976.T>、村田製作所<6981.T>、アドバンテスト<6857.T>などが買われ、フジクラ<5803.T>、古河電気工業<5801.T>も値を飛ばした。三井金属<5706.T>が物色人気。三菱重工業<7011.T>も高い。JX金属<5016.T>、三井ハイテック<6966.T>がいずれもストップ高に買われた。パーク24<4666.T>が急騰、メイコー<6787.T>、日東紡績<3110.T>、フィックスターズ<3687.T>なども値を飛ばした。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が冴えず、東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>、ディスコ<6146.T>なども利食われた。SUMCO<3436.T>も安い。三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクが軟調、トヨタ自動車<7203.T>も売りに押された。TOKYO BASE<3415.T>が急落、松屋<8237.T>、プレス工業<7246.T>、マルマエ<6264.T>なども大きく下値を探った。

出所:MINKABU PRESS

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