話題株ピックアップ【夕刊】(2):日本電技、オハラ、三井化学
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■日本電技 <1723> 2,349円 +141 円 (+6.4%) 本日終値 日本電技<1723>が大幅続伸。この日、食品工場向け監視制御システム構築を主力とするケーイーエンジニアリング(東京都新宿区)から、情報処理システムの設計及び開発事業、制御装置(制御盤、操作盤、センサー類)の設計、製作及びソフトウェアの設計販売並びにこれに関連する事業を譲受すると発表しており、好材料視された。同社は、産業システム関連事業における事業戦略として「中央監視システム受注によるストックビジネスの拡大」を掲げており、今回の事業譲受は産業システム分野の強化・拡大につながると判断した。譲受価額は非開示。なお、27年3月期業績に与える影響は軽微としている。 ■オハラ <5218> 1,522円 +88 円 (+6.1%) 本日終値 オハラ<5218>が大幅高。前週末12日の取引終了後に、26年10月期の連結業績予想について、売上高を299億円から319億円(前期比10.4%増)へ、営業利益を16億円から18億円(同0.3%増)へ、純利益を12億円から14億円(同19.1%減)へ上方修正したことが好感された。光事業において、デジタルカメラ向けの高単価な川下製品の需要が堅調に推移していることに加えて、エレクトロニクス事業において、半導体露光装置向け製品の需要が回復基調に転じていることが貢献する。また、データセンター投資拡大を背景に、光通信機器向け製品の需要が拡大していることも寄与し、原材料費の高騰などのコスト上昇を吸収する。なお、同時に発表した4月中間期決算は、売上高151億3100万円(前年同期比9.6%増)、営業利益5億3300万円(同49.3%減)、純利益4億5300万円(同40.0%減)だった。 ■三井化学 <4183> 2,185.5円 +125.5 円 (+6.1%) 本日終値 12日に発表した「米Ultradent Productsを買収」が買い材料。 ホワイトニング・修復材などの歯科製品を展開する米Ultradent Productsの全株式および事業用資産を取得し子会社化する。取得価額は9億ドル。 ■技研製作所 <6289> 1,811円 +72 円 (+4.1%) 本日終値 技研製作所<6289>が後場上げ幅を拡大。午後1時ごろ、油圧式杭圧入引抜機「サイレントパイラー」による「圧入工法」が、インド・グジャラート州アーメダバードの都市再開発事業「カリカット運河再整備プロジェクト」の第2期工事に採用されたと発表しており、好材料視された。インドのパートナー企業であるプレキャストコンクリート製造大手フジ・シルバーテック・コンクリート社のグループ企業フジ・インフラストラクチャー社に「サイレントパイラー」を6台納入する。同プロジェクトは英領期に建設され、現在は都市排水路として使われている全長80キロメートルの運河において洪水対策、交通渋滞緩和、都市衛生改善を目的とした都市機能の再構築を図るもの。第2期工事では水路上に6車線の都市幹線道路を整備するため、土留め壁が必要となる約10キロメートル区間に「サイレントパイラー」を用いて転用可能な鋼矢板連続壁の土留め壁を構築するとしている。 ■大日本印刷 <7912> 2,671円 +99 円 (+3.9%) 本日終値 大日本印刷<7912>が後場一段高。同社はきょう、講談社(東京都文京区)などと、インドのデリーに合弁で出版社「Kodansha India」を7月に設立すると発表。これが株価を刺激したようだ。出資比率は、講談社が81%、大日印が14%、IJ懸け橋サービシス(デリー)が5%で、今秋から事業を開始する予定。Kodansha Indiaは、講談社の漫画などのコンテンツについて、マーケティング活動を行うとともに、インド向けの仕様にして現地で製造・出版するという。 ■丸千代山岡家 <3399> 3,375円 +120 円 (+3.7%) 本日終値 丸千代山岡家<3399>が反発。前週末12日の取引終了後に発表した第1四半期(2~4月)単独決算が、売上高110億5900万円(前年同期比14.2%増)、営業利益11億8300万円(同11.6%増)、純利益8億5400万円(同17.2%増)と2ケタ増収増益となったことが好感された。期中に関東エリア1店舗、四国エリア1店舗、九州エリア1店舗の計3店舗を出店。また、既存店売上高が49カ月連続で前年を上回ったことも寄与した。なお、27年1月期通期業績予想は、売上高483億6100万円(前期比12.5%増)、営業利益51億8400万円(同10.8%増)、純利益36億3000万円(同1.6%減)の従来見通しを据え置いている。 ■ヨシックス <3221> 3,250円 +100 円 (+3.2%) 本日終値 ヨシックスホールディングス<3221>が高い。前週末12日の取引終了後に、上限を15万株(自己株式を除く発行済み株数の1.46%)、または5億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感された。取得期間は6月15日から来年3月31日までで、株主還元の拡充及び資本効率の向上を図るとともに、企業価値の持続的向上を企図した株式報酬などのインセンティブとして交付する株式への充当を目的に実施する。同時に、5月度の月次売上高を発表し、既存店売高が11カ月連続で前年実績を上回ったことも好材料視された。 ■日本ゼオン <4205> 2,334円 +70 円 (+3.1%) 本日終値 日本ゼオン<4205>が4日続伸し、上場来高値を更新した。同社はきょう、コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)を運営する米子会社を通じて、米カンバス・バイオサイエンシズ(ニュージャージー州プリンストン)に投資したことを明らかにしており、これが材料視されたようだ。カンバス社は、腸内マイクロバイオームを用いた医薬品の開発・製造を手掛けるスタートアップで、腸内マイクロバイオームと宿主細胞(腸管上皮細胞など)の関係性を明らかにする独自技術を持つ。ゼオンはこの投資を通じて、マイクロバイオーム関連市場における新規事業機会の探索を進め、将来的な事業ポートフォリオの強化につなげるとしている。 ■ブロンコビリー <3091> 4,430円 +80 円 (+1.8%) 本日終値 ブロンコビリー<3091>が7日続伸。前週末12日の取引終了後に、6月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位あたりの金額を引き下げることで流動性を高め、より投資しやすい環境を整えることで投資家層の拡大を図ることが目的という。同時に、株主優待制度の一部を変更すると発表した。現行制度では6月末時点及び12月末時点で100株以上を保有する株主を対象に優待券もしくはおコメへの交換を提供していたが、26年12月末時点の株主からは優待券の提供のみとし、保有株数に応じて2000~1万6000円分提供する。 ■東京センチュリー <8439> 2,423円 +29 円 (+1.2%) 本日終値 東京センチュリー<8439>が4日ぶりに反発。この日、ホテルの第三者経営受託ベンチャーのFlat Collaboration(東京都目黒区)と資本・業務提携契約を締結し、出資を行うと発表したことが好感された。今回の提携は、中期経営計画で掲げる「ハイブリッド型アセットマネジメント・プラットフォーマーへの進化」に向けた取り組みの一環と位置づけられている。協業の第1弾として、東京センチュが関与・保有するホテルアセットにおけるアセットマネジメント(AM)業務について、Flat社への委託・連携に向けた手続きを推進。ホテル経営・運営・AMに関して豊富な知見を持つFlat社と連携することで、将来的には従来のホテル不動産所有にとどまらず、ホテルの経営からAMまでを一気通貫で担うノンアセットビジネスの確立を目指すとしている。 株探ニュース