話題株ピックアップ【夕刊】(1):サムコ、三井ハイテク、村田製
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■サムコ <6387> 15,200円 +2,900 円 (+23.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率トップ サムコ<6387>が続急騰し年初来高値を更新。前週末12日の取引終了後に、26年7月期の単独業績予想について売上高を102億円から107億8500万円(前期比15.4%増)へ、営業利益を24億6000万円から26億3100万円(同12.3%増)へ、純利益を17億2000万円から19億1900万円(同13.1%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を60円から75円へ引き上げたことが好感された。生成AIの普及拡大に伴うデータセンター向け需要の増加を背景に、先端ロジック半導体及び高性能メモリを中心に市場は拡大しており、同社へも光デバイスなどデータセンター内通信に関連するデバイスメーカーからの引き合いが引き続き堅調に推移していることが要因。また、販売価格の値引き抑制や操業度向上などにより売上高総利益率が高水準を維持していることも寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(25年8月~26年4月)決算は、売上高74億1400万円(前年同期比18.8%増)、営業利益18億6300万円(同33.7%増)、純利益13億7600万円(同42.1%増)だった。 ■三井ハイテック <6966> 958円 +150 円 (+18.6%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率4位 三井ハイテック<6966>はストップ高。前週末12日の取引終了後、27年1月期第1四半期(2~4月)の連結決算の発表にあわせて、27年1月期の通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の2330億円から2540億円(前期比16.3%増)、営業利益予想を110億円から145億円(同14.6%増)に引き上げた。営業利益及び経常利益は減益予想から一転増益を見込んでおり、業況を評価した買いが集まった。モータコアやリードフレームの上期の販売が当初計画を上回る。2~4月は売上高が618億8600万円(前年同期比13.2%増)、営業利益が44億3300万円(同27.8%増)だった。 ■村田製作所 <6981> 10,060円 +1,504 円 (+17.6%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率6位 村田製作所<6981>がストップ高。上昇率は15%を超えた。米国とイランによる戦闘終結の協議について合意が成立する見通しとなり、株式市場ではリスクオンの地合いが一段と強まっている。キャピタルゲインを求める資金がAI・半導体株に向かうなか、村田製に対してはデータセンターの設置拡大に伴う積層セラミックコンデンサー(MLCC)の需要拡大と収益押し上げ効果を巡る期待感が続き、物色意欲の高まった状況にある。直近で外資系証券による目標株価の引き上げの動きが相次いだことも手伝って、この日は投資マネーが加勢する格好となり、株価は戻りを試す展開となっている。 ■ジェイ・エス・ビー <3480> 7,930円 +1,000 円 (+14.4%) ストップ高 本日終値 ジェイ・エス・ビー<3480>がストップ高。前週末12日の取引終了後、米投資ファンドのウォーバーグ・ピンカスが、買収を目的に設立した傘下企業を通じ、JSBに対し非公開化を目的としてTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付価格は1株9000円。JSBの株価はこれにサヤ寄せをする形となった。買付期間は15日から7月27日まで。買付予定数の下限は1410万9500株で、上限は設定しない。TOBが成立した場合、JSBは上場廃止となる予定。JSBはTOBに賛同の意見を表明した。東京証券取引所は12日付で、JSBを監理銘柄(確認中)に指定した。 ■フィットイージー <212A> 2,579円 +280 円 (+12.2%) 本日終値 フィットイージー<212A>が5連騰。前週末12日の取引終了後に、26年10月期の単独業績予想について、売上高を136億2000万円から143億2200万円(前期比47.2%増)へ、営業利益を31億4000万円から35億600万円(同51.7%増)へ、純利益を21億5000万円から24億7300万円(同61.8%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を20円から25円へ引き上げ、年間配当予想を51円(前期25円)としたことが好感された。全店舗統一キャンペーンなどの積極的なプロモーション活動や、計画的に新たなアミューズメントサービスを導入したことで既存店舗での会員数が増加していることが要因。一方で、広告宣伝費やシステム関連費の費用対効果の向上を目指した施策により、販管費は期首計画を下回る見通しであることも寄与する。なお、同時に発表した4月中間期決算は、売上高67億500万円(前年同期比58.2%増)、営業利益16億700万円(同48.2%増)、純利益11億500万円(同52.9%増)だった。 ■メタプラネット <3350> 260円 +28 円 (+12.1%) 本日終値 メタプラネット<3350>は高い。前週末12日取引終了後、社債に特化したネット証券であるSiiibo証券(シーボ証券、東京都中央区)を買収すると発表した。発行済み株式の全てを21億円で取得し、完全子会社化する。株式取得のクロージング後、同企業の商号を「メタプラネット証券」に変更する。ビットコインを基軸とした金融商品の組成から投資家への販売・提供までを一気通貫で行う「BTC×金融」プラットフォームの構築を進めるという。今後の展開に期待が高まったようだ。 ■JEH <5889> 2,417円 +247 円 (+11.4%) 本日終値 Japan Eyewear Holdings<5889>が反発した。同社は前週末12日の取引終了後、27年1月期第1四半期(2~4月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比15.8%増の48億5400万円、最終利益は同36.2%増の10億6600万円となった。大幅な増収増益となったことを好感した買いが入った。同社は眼鏡ブランド「金子眼鏡」などを展開。店舗売り上げが好調で海外直営店や海外卸、国内店舗のインバウンド向けの販売が順調に推移した。 ■NGK <5333> 6,635円 +518 円 (+8.5%) 本日終値 NGK<5333>が大幅に3日続伸。株価は前週末に比べ8%超高に買われた。東海東京インテリジェンス・ラボは12日、同社株のレーティングを3段階で真ん中の「ニュートラル」から最上位の「アウトパフォーム」に引き上げた。目標株価は4310円から7050円に見直した。従来予想に比べ半導体製造装置(SPE)用製品の需要増加ペースが加速しており、新製品「ハイセラムキャリア」も27年3月期に想定を大きく超える立ち上がりが予想される、とみている。NAS電池事業の撤退に代表されるように、高い収益性と成長性を両立させた事業構造への転換が進んでいることも評価している。同ラボでは27年3月期の連結営業利益は1121億円(会社計画1070億円)、28年3月期は1240億円と予想している。 ■三菱マテリアル <5711> 5,005円 +365 円 (+7.9%) 本日終値 三菱マテリアル<5711>は続急伸。前週末12日の取引終了後、伸銅品事業の棒製品及びエコブラス鍛造品の製造・販売を2028年3月末に終了すると発表しており、収益力向上を期待した買いが優勢になっている。中期経営計画に基づく事業構造転換及びポートフォリオ再構築の一環であり、今後も高付加価値製品へのシフトを着実に進めるという。 ■スマレジ <4431> 2,559円 +160 円 (+6.7%) 本日終値 スマレジ<4431>が続伸。前週末12日の取引終了後に発表した27年4月期の連結業績予想で、売上高153億8700万円(前期比15.3%増)、営業利益40億400万円(同24.5%増)、純利益27億8100万円(同24.8%増)を見込み、年間配当予想を前期比5円増の29円としたことが好感された。POSを核とした周辺サービスとのクロスセル提案の推進などで「POS×決済」の一体提供が増加し、月額利用料などのストック収入の増加を見込むほか、機器販売のフロー収益から機器サブスクのストック型収益への転換が進展することで高水準かつ安定した利益成長を計画する。なお、26年4月期決算は、売上高133億4500万円(前の期比20.6%増)、営業利益32億1600万円(同35.2%増)、純利益22億2800万円(同35.5%増)だった。 株探ニュース