<動意株・12日>(前引け)=フェローテク、JX金属、マルマエ
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フェローテック<6890.T>=一時ストップ高。4日にアナリスト・機関投資家向けの決算説明会の質疑応答部分の情報を開示して以降、光通信トランシーバー向けサーモモジュールの成長による業績上振れ期待が台頭。株価は急伸し、市場参加者の注目度を高めることとなった。その後は利食いに押される格好となったものの、ここにきて外資系証券による目標株価引き上げの動きが伝わっている。28年満期のユーロ円建て転換社債型新株発行権付社債(CB)に関しても、発行総額に対する累計行使比率は5月時点で80%強と転換が進んでおり、需給懸念が一巡するとの思惑もくすぶっているもよう。AI・半導体株への選好姿勢が強まった全体相場も手伝って、株高に弾みをつける格好となった。 JX金属<5016.T>=3日ぶり急反発。同社は11日、ハードディスクドライブ(HDD)に搭載されるメディア向けの磁性材スパッタリングターゲットについて、26年度下期より生産能力の増強を段階的に実施すると発表。供給量の拡大による業績押し上げ効果を期待した買いが入ったようだ。生成AIの普及を背景にデータセンターが取り扱うデータ量が急増するなか、ストレージとして重要な役割を担うHDDも中長期的に需要が拡大すると見込まれている。記録層の成膜に不可欠となる磁性材スパッタリングターゲットを長年手掛けてきた同社は、磯原工場の供給体制を段階的に強化するとともに、先端材料事業における複数の製品についても増強計画を準備しており、詳細が決定次第、順次公表するとしている。 マルマエ<6264.T>=一時ストップ高。同社は11日の取引終了後、26年8月期の連結業績・配当予想を上方修正したと発表。これを好感した買いが集まっている。今期の売上高予想は従来の見通しから23億円増額の200億円(前期比75.4%増)、最終利益予想は6億円増額の33億円(同2.4倍)に引き上げた。半導体製造装置市場が好調に推移するなかで受注が急拡大しており、今後についても顧客から強い需要見通しを受けているという。期末配当予想については7円増額して26円に見直した。4月1日付で実施した1対2の株式分割を考慮したベースで、今期の年間配当予想は45円となる。同ベースで前期の年間配当は20円で、実質的な増配を計画する。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS