<動意株・11日>(前引け)=味の素、リミックス、カラダノート

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材料

 味の素<2802.T>=急反騰、一気に5000円台回復。前日まで7営業日続落で約650円ほど水準を切り下げ、中期波動の分水嶺である75日移動平均線も小幅ながら割り込み下値リスクを意識させたが、きょうは動きを一変させ大陽線で切り返してきた。同社が製造する半導体パッケージ基板用絶縁材料(高性能ビルドアップフィルム=ABF)は、同社ならではのアミノ酸製造技術及びそこから派生した有機化学・配合技術を駆使したもので、独占的サプライヤーとして世界の注目を浴びている。前日に半導体受託生産世界最大手のTSMC<TSM>の5月の月次売上高が発表されたが、前年同月比30%増で同月としては過去最高水準に達した。主要顧客であるエヌビディア<NVDA>の先端半導体製造受託が絶好調で収益を押し上げているが、これを受けてきょうの東京市場ではTSMCと業績連動性が高いキオクシアホールディングス<285A.T>やイビデン<4062.T>などに買いが向かった。イビデンは味の素のABFを使って最先端パッケージ基板を製造するという不可分の関係性があり、味の素の株価も強く刺激される格好となっている。

 リミックスポイント<3825.T>=ストップ高。きょう午前9時55分ごろ、未定としていた27年3月期の連結業績予想を発表した。売上高予想は487億7700万~561億1200万円(前期比2.7~3.2倍)、営業損益予想は67億2300万~140億5800万円の黒字(前期は54億7700万円の赤字)とした。各損益は3期ぶりの黒字転換を計画しており、材料視した買いが集まっている。グループが保有する契約数が順調に推移しているエネルギー事業や、市場環境が中長期的に拡大基調にある蓄電ソリューション事業が業績を押し上げるほか、デジタルアセットマネジメント事業の黒字転換を見込む。中東情勢の緊迫化などから売上高及び売上原価に与える影響を合理的に見積もることが困難だったため、従来は業績予想を未定としていたものの、足もとの資源価格及び電力市場価格の推移やグループの保有契約数の動向などから、一定の前提条件を置くことが可能だと判断した。

 カラダノート<4014.T>=カイ気配。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(25年8月~26年4月)単独決算で、売上高7億3100万円(前年同期比32.0%減)、営業利益1億4600万円(前年同期6500万円の赤字)、最終利益1億4600万円(同7300万円の赤字)と黒字転換したことが好感されている。選択と集中により売上高は減少したものの、ライフイベント領域の拡張を加速させた結果、ファミリーデータ会員数が344万人(前年同期比13.5%増)と順調に拡大したことや、住友生命との協業強化が奏功し黒字転換した。なお、26年7月期通期業績予想は、売上高10億5500万円(前期比16.9%減)、営業利益2億4400万円(前期3400万円の赤字)、最終利益2億4300万円(同6900万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。また、同時に株主優待制度を再開すると発表しており、これも好材料視されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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