午後:債券サマリー 先物は反落、米金利上昇や原油高が影響

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市況

 8日の債券市場で、先物中心限月6月限は反落。米利上げ観測を背景とした米金利の先高観に加え、原油高を通じた国内インフレ圧力の高まりが意識されたことが売りにつながった。

 5日に発表された5月の米雇用統計が市場の想定以上に強かったことで、米連邦準備理事会(FRB)が年内にも利上げに踏み切るとの見方が広がった。同日の米長期債相場は反落し、米長期金利が一時4.55%と2週間ぶりの高水準をつけた流れが東京市場に波及。朝方こそ日経平均株価の大幅安を受けて安全資産とされる債券を選好する動きもみられたが、時間外取引で米長期金利が水準を切り上げていたことが影響し戻りは限定的だった。加えて、イスラエル軍が8日未明にイラン西部及び中部の軍事目標に対する攻撃を実施し、中東の和平実現に暗雲が立ち込めたことも相場の圧迫要因。時間外取引で米原油先物相場が騰勢を強めるなか、エネルギーの輸入に頼る日本の物価上振れが警戒され、債券先物は午後1時00分すぎに128円46銭まで下押す場面があった。

 先物6月限の終値は、前週末比34銭安の128円51銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時2.720%まで上昇し、午後3時の時点では前週末に比べて0.050%高い2.715%で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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