午後:債券サマリー 先物は続落、日銀の利上げ観測強まる
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4日の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。この日に実施された流動性供給入札が弱めの結果となったことや、6月の日銀会合での利上げ観測が強まったことから売りが優勢だった。 3日の米原油先物相場が中東情勢の先行き不透明感を背景に続伸したことを受け、同日の米長期債相場がインフレ懸念から下落(金利は上昇)した流れが東京市場に波及。また、日銀の植田和男総裁が3日午後の講演で「利上げの是非についてしっかりと議論する必要がある」と述べたことも影響した。債券先物は朝方の売りが一巡するとプラス圏に浮上する場面もあったが、原油高を通じた国内物価の上振れリスクなどが意識され買いは続かなかった。午後に入ると財務省が実施した流動性供給入札(対象:残存期間11年超39年未満)の結果が明らかとなり、応札倍率が2.66倍(前回は3.58倍)と需要の乏しさが示されたことが重荷。ブルームバーグ通信が複数の関係者の話として「日銀は今月の金融政策決定会合で、政策金利を0.25ポイント引き上げる方向で検討する」と報じると、午後1時30分すぎに一時128円67銭をつけた。 先物6月限の終値は、前日比18銭安の128円78銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前日に比べて0.025%高い2.665%で推移している。 出所:MINKABU PRESS