午後:債券サマリー 先物は反発、10年債入札結果を受け一段高
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2日の債券市場で、先物中心限月6月限は反発。前日の米債券安を受けた売りが一巡したあとは切り返し、この日に実施された10年債入札が強めと受け止められると一段高となった。 米国とイランの協議進展期待が後退するなか、1日の米原油先物相場が反発したことを受け、同日の米長期債相場がインフレ懸念から反落(金利は上昇)した流れが東京市場に波及する形で売りが先行した。ただ、日経平均株価が反落したことから安全資産とされる債券が選好されやすく、債券先物は朝方に128円61銭をつけたあとは持ち直す展開。トランプ米大統領が今後1週間以内にイランと合意する可能性を示唆していることを背景に、時間外取引で米原油先物や米長期金利の上昇が一服したことも円債の下支えとなった。午後に入ると、10年債入札の結果を手掛かりに先物は上げ幅を拡大。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は5銭と前回(5月12日)の3銭から拡大し、応札倍率は3.53倍と前回の3.90倍を下回ったが、一定の需要が確認できたことが買い安心感につながったもよう。需給不安がいったん後退したことで、先物は午後2時20分ごろに129円57銭まで上伸する場面があった。 先物6月限の終値は、前日比76銭高の129円50銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前日に比べて0.115%低い2.565%で推移している。 出所:MINKABU PRESS