午後:債券サマリー 先物は反落、物価上振れリスクを意識

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市況

 1日の債券市場で、先物中心限月6月限は4営業日ぶりに反落。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が長期化するとの見方から国内の物価上振れリスクが意識された。

 米ニュースサイトのアクシオスは5月30日、「トランプ米大統領がイランとの戦闘終結の合意案について、高濃縮ウランの処分に関する具体的な記述を入れる修正を求めた」と報道。イランの国営メディアは31日、「ガリバフ国会議長は自国民の権利が確保されるという確証がない限り、紛争を終結させるいか⁠なる合意も受け入れないと述べた」と伝えた。中東情勢の先行き不透明感が改めて広がるなか、この日の時間外取引で米原油先物が上昇したことから国内のインフレ圧力が強まるとの警戒感が台頭。債券先物は前週末にかけて3日続伸していた反動が出やすいほか、日経平均株価の大幅高も影響し、午前10時40分すぎに128円60銭まで下押す場面があった。その後は下げ渋る動きとなったが、時間外取引での米長期金利の上昇が重荷となり戻りは限定的。きょうは国債入札や日銀の国債買いオペといった需給面でのイベントがなく、あす2日に財務省による10年債入札を控えていることが手掛けにくさにつながった面もあった。

 先物6月限の終値は、前週末比15銭安の128円74銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時2.690%に上昇し、午後3時の時点では前週末に比べて0.030%高い2.680%で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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