東京株式(大引け)=306円安、イラン情勢への警戒再燃で一時急落

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市況

 28日の東京株式市場で日経平均株価は前日終値近辺でしばらく推移した後、やや波乱含みの展開に。一時1100円を超える下げに見舞われる場面があった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比306円29銭安の6万4693円12銭と反落。プライム市場の売買高概算は26億873万株、売買代金概算は10兆8678億円。値上がり銘柄数は767、対して値下がり銘柄数は747、変わらずは52銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の米半導体株安を受けた売り圧力をこなし、前場段階では底堅さを保っていたが、後場に入って急速に地合いが悪化。大引けにかけて持ち直したものの、リスク回避ムードは拭えなかった。米国がイランの軍事施設へ新たな攻撃を行い、それに対してイラン側が報復攻撃に出たことが伝わり、にわかに中東情勢への警戒感が再燃した。これまで二転三転しながらも米イラン戦闘終結交渉は着実に進展しているとの期待感が高まっていただけに、これに水を差す格好となった。個別では、半導体と同じくAI需要の恩恵を受けるセクターとして電子部品株への資金流入が目立ち、地合い悪のなかで逆行高を演じ注目を浴びた。プライム市場の値上がり・値下がり銘柄数はほぼ拮抗。TOPIXに絡んだリバランスに伴う売買もあり、売買代金は前日に続き10兆円を超えた。

 個別ではソフトバンクグループ<9984.T>をはじめ、アドバンテスト<6857.T>やレーザーテック<6920.T>、ディスコ<6146.T>、フジクラ<5803.T>、古河電気工業<5801.T>、イビデン<4062.T>が軟調。ソニーグループ<6758.T>や任天堂<7974.T>、サンリオ<8136.T>、コナミグループ<9766.T>が値下がりした。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>も安い。パソナグループ<2168.T>、タマホーム<1419.T>、ビーウィズ<9216.T>が大幅安となった。

 半面、太陽誘電<6976.T>が値を飛ばし、村田製作所<6981.T>、TDK<6762.T>が水準を切り上げた。京セラ<6971.T>、オムロン<6645.T>も高い。トヨタ自動車<7203.T>、ファーストリテイリング<9983.T>、三菱電機<6503.T>がしっかり。キオクシアホールディングス<285A.T>が堅調。日立製作所<6501.T>が値上がりした。

出所:MINKABU PRESS

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