28日の株式相場見通し=強調展開か、原油市況下落は追い風材料に
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28日の東京株式市場は方向感の見えにくい地合いながら、日経平均株価は強調展開を維持しそうだ。上値も重く6万5000円台前半の推移か。前日の欧州株市場では高安まちまちの展開で、ドイツの主要株価指数であるDAXはわずかに安く続落となったが、フランスのCAC40や英国のFTSE100などは上値を追った。FTSE100は7連騰と上値指向が強い。引き続き中東情勢が気にされており、戦闘終結に向けた思惑が錯綜しているが、この日は原油市況の下落が投資家心理の改善につながった。米国株市場ではNYダウが反発し最高値を更新したほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も小幅ながら5日続伸し最高値更新基調を継続した。米国とイランの和平交渉では、イラン側はホルムズ海峡の商業運航を1カ月以内に軍事衝突以前の状態に戻すこと、米国側はイラン周辺から軍隊を撤収させ、海上封鎖を解くことが覚書の枠組み案として報じられた。WTI原油先物価格は一時1バレル=87ドル台まで急落し、約1カ月ぶりの安値をつけたことを受け、消費関連株への資金シフトが観測された。もっとも、NYダウは朝方に大きく買われた後は伸び悩んだ。中東情勢は依然として流動的との見方が拭えず、高値では利益確定を優先する動きが目立った。東京市場では米株高や原油安が追い風となるものの、中東を巡るニュースフローを横にらみにやや不安定な値動きを強いられる可能性がある。前日も朝高後に値を消しており、半導体関連などに気迷いムードも漂う。 27日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比182ドル60セント高の5万0644ドル28セントと反発。ナスダック総合株価指数は同18.55ポイント高の2万6674.73だった。 日程面では、きょうは週間の対外・対内証券売買契約など。海外では韓国中銀の政策金利決定、南アフリカ中銀の政策金利決定、4月の米個人所得・個人消費支出(PCEデフレーター)、4月の米耐久財受注、週間の米新規失業保険申請件数、4月の米新築住宅販売件数、1~3月の米国内総生産(GDP)改定値、米7年物国債の入札など。なお、インド、インドネシア市場は休場となる。 出所:MINKABU PRESS