前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

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材料

■売れるG <9235>  588円 (+25円、+4.4%)

 売れるネット広告社グループ <9235> [東証G]が3日ぶり大幅反発。27日午前11時30分ごろ、子会社のビットコイン・セイヴァーが提供する暗号資産復旧サービスで、約5BTC(6000万円相当)のアクセス不能状態だった暗号資産の復旧に成功したと発表しており、株価の支援材料となった。

■Schoo <264A>  317円 (+13円、+4.3%)

 Schoo <264A> [東証G]が3日ぶり大幅反発。27日、データ活用型LMS(学習管理システム)「Schoo Swing」が、経済産業省が推進する「デジタル化・AI導入補助金2026」の対象ITツールに認定されたと発表しており、好材料視された。「Schoo Swing」は講座・研修をオンライン化・ハイブリッド化するために必要な機能が揃ったプラットフォーム。今回の認定により、「Schoo Swing」を導入する際の初期費用と月額利用料金2年分の最大50%(150万円未満)の補助を受けることが可能になることから、利用層の拡大が期待されたようだ。

■富士通 <6702>  3,512円 (+142円、+4.2%)

 富士通 <6702> [東証P]が大幅高で4日続伸。同社は27日、米アンソロピックとの戦略的パートナーシップ契約の締結を発表した。あわせて米オープンAIとの連携開始も公表した。これらを材料視した買いが株価を押し上げたようだ。富士通はアンソロピックの先端的なAI技術と自社のシステム構築・運用力を融合し、国内企業のAIトランスフォーメーションを加速させる。またオープンAIの技術をAIサービスラインアップに位置づけ、日本企業のAI活用の強化につなげる。

■アドテスト <6857>  27,130円 (+1,055円、+4.1%)

 アドバンテスト <6857> [東証P]が大幅反発。前日26日の米国株市場では 半導体セクターの主力銘柄を中心に幅広く買いが広がり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は5.5%高と急騰し最高値を更新した。東京市場では前日26日に半導体関連は総じて利食われたが、27日は米株市場の地合いを引き継ぎ、押し目買い意欲が活発となった。特にアドテストなど日経平均寄与度の大きい銘柄が半導体関連に多く、指数押し上げ効果を発揮した。

■オリンパス <7733>  1,845円 (+69円、+3.9%)

 オリンパス <7733> [東証P]が3日ぶり大幅反発。26日の取引終了後、イスラエルの医療機器メーカー、BioProtectを6月1日に完全子会社化すると発表しており、材料視した買いが集まった。BioProtectは放射線治療や外科手術で健常組織を保護するインプラント技術を開発している。オリンパスは今回の買収を通じ、内視鏡医療に関連する周辺治療領域でのポートフォリオを拡大し、前立腺がんをはじめとするがん治療領域のアンメットニーズに対応するソリューションを強化する。取得価額は2億7000万ドル。業績に与える影響は現在精査している。

■バイセル <7685>  3,930円 (+145円、+3.8%)

 BuySell Technologies <7685> [東証G]が大幅反発。株価は3995円まで値を上げ、株式分割考慮ベースの最高値を更新した。モルガン・スタンレーMUFG証券は26日、同社株の目標株価を4500円から4800円に引き上げた。投資判断は3段階で最上位の「オーバーウエイト」を継続した。リセール(再販売)経済拡大の恩恵を最も強く受ける会社として注目している。来期以降3カ年の営業利益は年平均成長率(CAGR)で29%増を予想している。

■宝HLD <2531>  2,170円 (+73円、+3.5%)

 宝ホールディングス <2531> [東証P]が大幅高で10日続伸。26日、国内の加工・業務用の調味料で展開している「京寶」ブランドについて、子会社の宝酒造インターナショナルが海外専用商品開発と輸出を始めたと発表しており、株価の刺激材料となった。今回発売する「京寶白だし」は市場創造型の新商品として、フランスのフーデックス社との協業で開発した。欧州連合(EU)はだしに対するニーズがある一方、動物性原料を使用する商品に対する輸入規制が厳しく関連商材が少ない。今回の新商品は宝酒造の技術を生かし、かつお節や煮干しなどの動物性原料を使用せずに白だしに仕上げたという。

■アクシアル <8255>  1,021円 (+34円、+3.4%)

 アクシアル リテイリング <8255> [東証P]が大幅続伸。26日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、好材料視された。上限を200万株(自己株式を除く発行済み株数の2.26%)、または20億円としており、取得期間は5月27日から12月31日まで。資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしている。

■共和電 <6853>  888円 (+26円、+3.0%) 一時ストップ高

 共和電業 <6853> [東証S]が大幅反発、一時ストップ高となった。同社は物体のひずみ具合を計測するセンサーである「ひずみゲージ」の大手。自動車の衝突試験をはじめ鉄道、ダム、トンネルといったインフラ領域を含め幅広く製品が活用されている。7日に発表した26年12月期第1四半期(1-3月)の連結決算は、売上高が前年同期比3.2%増の46億5300万円、営業利益は同10.7%減の6億3300万円。営業利益は減少したものの、中間期の計画である6億2000万円を上回った。4月末に755円どころにあった株価には上昇圧力が掛かっていたが、前日26日にツバキ・ナカシマ <6464> [東証P]の株価急騰の要因となった「Vaelis」名の海外からとみられる英文SNSアカウント所有者が新たに共和電に関する投稿を行い、投資家の関心が向かったようだ。ツバキナカと同様に、ヒューマノイドロボットとの関連性について言及する内容となっている。

■タキヒヨー <9982>  2,862円 (+81円、+2.9%)

 タキヒヨー <9982> [東証S]が反発。27日午後2時ごろ、自社株25万株(消却前発行済み株数の2.84%)を6月24日付で消却すると発表した。同時に賃貸用不動産を6月中に譲渡し、譲渡益約4億円を計上する予定と開示しており、これらを好感した買いが入った。なお、消却後の発行済み株数は855万株、自己株式数は13万4765株(消却後の発行済み株数の1.58%)となる。

■高砂熱 <1969>  4,570円 (+86円、+1.9%)

 高砂熱学工業 <1969> [東証P]が3日続伸。野村証券は26日、同社株のレーティングを3段階で真ん中の「ニュートラル」から最上位の「バイ」に引き上げた。目標株価は5230円から5500円に見直した。インフレ環境下でもリニューアル(RN)と半導体関連の成長は続くことを評価。27年3月期の会社計画は中東情勢の悪化リスクも考慮し保守的とみており、生産性の改善や受注時採算の上昇で営業利益予想を増額している。

■ニフコ <7988>  4,281円 (+78円、+1.9%)

 ニフコ <7988> [東証P]が反発。27日、SUBARU <7270> [東証P]製車両向けに「エーミングリフレクター用ワンタッチ締結遮蔽板」を開発し販売を開始したと発表しており、好材料視された。「エーミングリフレクター用ワンタッチ締結遮蔽板」は、先進安全装置の一つであるミリ波レーダーのエーミング(ミリ波レーダーのキャリブレーション)に用いられ、高い電磁波吸収性能を有する同社のミリ波レーダー対応電磁波吸収パネルに、創業以来培ってきたファスニング技術を組み合わせて開発。今回、SUBARU公認の作業改善工具として採用され販売を開始した。

■YUSHIN <6482>  670円 (+11円、+1.7%)

 YUSHIN <6482> [東証S]が3日ぶり反発。同社は樹脂成形品の取り出しロボットで世界トップシェアを誇るニッチトップ企業で、アジア中心に売上高の60%以上を海外で占めている。27年3月期は営業利益段階で前期比57%増益予想と回復色を鮮明とする見通し。そうしたなか、株主還元にも積極的な姿勢を示しており、26日取引終了後に自社株買いの実施を発表した。発行済み株式数4.59%相当の150万株、金額ベースで9億8850万円を上限に、27日朝の東証の自己株式立会外買付取引で行う。これによる1株当たり株式の価値向上(資本効率向上)と株式需給引き締め効果に期待した買いを誘導した。

※27日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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