話題株ピックアップ【昼刊】:DyDo、アイスペース、アドテスト
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■DyDo <2590> 2,694円 +185 円 (+7.4%) 11:30現在 東証プライム 上昇率8位 ダイドーグループホールディングス<2590>が大幅反発している。26日の取引終了後に発表した第1四半期(1月21日~4月20日)連結決算が、売上高552億3900万円(前年同期比4.3%増)、営業利益15億5600万円(前年同期14億4500万円の赤字)、最終利益1億1000万円(同28億4500万円の赤字)と黒字転換したことが好感されている。主軸を置く自販機市場で他チャネルとの価格差が継続的に拡大していることなどを受けて国内飲料事業は減収となったものの、トルコやポーランドを中心に海外飲料事業が好調に推移したことが業績を牽引。また、国内飲料事業で前期の減損損失計上に伴う減価償却費の減少や、不採算先の自販機引き上げなどを通じた収益体質への転換の進展などにより大幅増益を確保した。なお、27年1月期通期業績予想は、売上高2468億円(前期比2.3%増)、営業利益105億円(同2.5倍)、最終利益50億円(前期303億2200万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。 ■ispace <9348> 634円 +37 円 (+6.2%) 11:30現在 ispace<9348>は大幅に5日続伸している。26日の取引終了後、日本航空<9201>グループのJALUXとペイロードサービス契約を締結したと発表した。契約金額は100万ドルに上っており、好感した買いが集まっている。アイスペースが提供する月面着陸ミッションのペイロード輸送枠を活用し、JALグループが「ARGO PROJECT」(アルゴ・プロジェクト)を展開する。同プロジェクトではJALUXが専用の月面輸送ボックスの開発や搭載品の募集を担当し、アイスペースは集められた搭載品を格納したボックスを月面へ輸送・着陸させる。 ■アドバンテスト <6857> 27,565円 +1,490 円 (+5.7%) 11:30現在 アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置メーカーが一斉に切り返す展開。前日の米国株市場では半導体セクターの主力銘柄を中心に幅広く買いが広がり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は5.5%高と急騰し最高値を更新した。東京市場では前日に半導体関連は総じて利食われたが、きょうは米株市場の地合いを引き継ぎ、押し目買い意欲が活発となっている。特にアドテストなど日経平均寄与度の大きい銘柄が半導体関連に多く、指数押し上げ効果を発揮している。 ■ウエストHD <1407> 3,135円 +161 円 (+5.4%) 11:30現在 ウエストホールディングス<1407>が急反発し、年初来高値を更新した。日本経済新聞電子版が26日夜、「太陽光開発大手のウエストホールディングスはMUFGファイナンス&リーシング(MUFL、旧東銀リース)と組み、企業の太陽光導入支援を始めた」と報じた。収益貢献を期待した買いが入ったようだ。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>傘下のMUFLは脱炭素関連サービスに特化した営業部を新設し、MUFLとウエストHDで連携して支援サービスを全国で展開すると伝えている。 ■SHIFT <3697> 691.9円 +34.4 円 (+5.2%) 11:30現在 SHIFT<3697>が大幅反発している。同社は26日の取引終了後、グループ内15社のバックオフィスを集約すると発表。収益力の強化を期待した買いを誘ったようだ。組織再編を通じ、グループとしてAIを活用したバックオフィス機能の強化・効率化に取り組む。SHIFTはすでに単体ベースではバックオフィスの採用を原則停止し、業務を892業務に分解したうえで、AIエージェントを活用しながら工数削減効果を創出しており、バックオフィスのAI化による効果が確認されているという。 ■高砂熱学工業 <1969> 4,645円 +161 円 (+3.6%) 11:30現在 高砂熱学工業<1969>が大幅に3日続伸。野村証券は26日、同社株のレーティングを3段階で真ん中の「ニュートラル」から最上位の「バイ」に引き上げた。目標株価は5230円から5500円に見直した。インフレ環境下でもリニューアル(RN)と半導体関連の成長は続くことを評価。27年3月期の会社計画は中東情勢の悪化リスクも考慮し保守的とみており、生産性の改善や受注時採算の上昇で営業利益予想を増額している。 ■富士通 <6702> 3,483円 +113 円 (+3.4%) 11:30現在 富士通<6702>が4日続伸している。26日の取引終了後に、海上自衛隊の全物資情報をリアルタイムで管理する基幹業務システムを提供したと発表したことが好感されている。今回構築・提供したのは海上自衛隊約4万5000人が利用する艦艇や航空機などの部品供給、弾薬・医薬品・食料などの調達、整備に関わる全物資情報をリアルタイムで管理可能なシステム。これにより物資の調達・整備・補給計画の立案、データ利活用による需給予測や省人化などの業務全体の効率化、意思決定の迅速化が図られるようになるという。 ■オリンパス <7733> 1,828円 +52 円 (+2.9%) 11:30現在 オリンパス<7733>は3日ぶりに大幅反発している。26日の取引終了後、イスラエルの医療機器メーカー、BioProtectを6月1日に完全子会社化すると発表しており、材料視した買いが集まっている。BioProtectは放射線治療や外科手術で健常組織を保護するインプラント技術を開発している。オリンパスは今回の買収を通じ、内視鏡医療に関連する周辺治療領域でのポートフォリオを拡大し、前立腺がんをはじめとするがん治療領域のアンメットニーズに対応するソリューションを強化する。取得価額は2億7000万ドル。業績に与える影響は現在精査している。 ■キオクシア <285A> 63,100円 +640 円 (+1.0%) 11:30現在 キオクシアホールディングス<285A>が急反発。一時5000円近く水準を切り上げ6万7000円台まで上昇、最高値街道に復帰した。前日はひと押し入れたものの、きょうは改めて買い直される展開で海外勢を中心に物色意欲の強さが浮き彫りとなっている。前日の米国株市場では半導体メモリー大手のマイクロン・テクノロジーが一時22%高と急騰を演じマーケットの注目を浴びた。UBSがメモリー業界の構造的な変化を指摘するとともに、マイクロンの目標株価を従来から約3倍に引き上げたことがサプライズとなり投資マネーが集中した。このマイクロン人気はアドバンスト・マイクロ・デバイシズ やアプライド・マテリアルズ など他の半導体関連株にも波及し、軒並み大幅高となり、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)もマドを開けて最高値を更新している。なお、キオクシアと同業態で戦略的パートナーシップ関係にあるサンディスク も7.5%高と急騰しており、これを引き継いでキオクシアにも海外筋を中心とした大口資金が流れ込む格好となった。もっとも、6万7000円台まで買われた後は、短期急騰に伴うスピード警戒感も意識され、その後は上げ幅を縮小している。 ■QDレーザ <6613> 2,723円 -597 円 (-18.0%) 11:30現在 QDレーザ<6613>は大幅反落している。東京証券取引所が26日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を27日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする臨時措置を発表した。また、日本証券金融も26日、貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を27日売買分から50%(うち現金担保分20%)にする貸借取引銘柄別増担保金徴収措置を発表しており、信用規制による取引負担の増加により、個人投資家からの資金流入が細るとの警戒感が台頭しているようだ。 ■アステラス製薬 <4503> 2,121円 -112.5 円 (-5.0%) 11:30現在 アステラス製薬<4503>が大幅安で6日続落している。26日の取引終了後に31年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表し、最終年度に収益性の高い5つの重点戦略製品の売上高を26年3月期の約4800億円から2倍に引き上げるとしたが、物足りないとの受け止め方が多いようだ。中計では期間中に約2兆円(前中計約1兆5000億円)の研究開発費を計画。株主還元では毎年2円以上の増配を目指すほか、余剰資金が生じた際は自社株買いを機動的に実施するとしている。 ■マキヤ <9890> 1,500円 +300 円 (+25.0%) ストップ高 11:30現在 マキヤ<9890>がストップ高。同社は26日の取引終了後、神戸物産<3038>との間で、資本・業務提携契約を締結すると発表した。事業の相乗効果を期待する買いが入ったようだ。マキヤは総合ディスカウント店「エスポット」のほか、神戸物産の「業務スーパー」のフランチャイズ店を展開。提携により総菜のラインアップの拡充や共同仕入れによるスケールメリットの創出などを狙う。同社は自社株TOB(公開買い付け)を通じて、創業者一族の資産管理会社が保有する株式を取得する。買付価格は1株1031円と26日終値(1200円)を下回るディスカウントTOB。買付予定数の上限は434万3900株、取得総額の上限は約44億7900万円。買付期間は5月27日から6月23日まで。また、マキヤは神戸物産を割当予定先として自社株処分を実施する。処分株式数は140万株で処分価格は1198円、払込期間は7月15日から31日まで。調達した資金は自社株TOBに向けて実施した借り入れの返済に充てる。神戸物産の議決権所有割合は19.83%の筆頭株主となる見通し。 ■マイクロ波化学 <9227> 1,368円 +253 円 (+22.7%) 一時ストップ高 11:30現在 マイクロ波化学<9227>は大幅高で5連騰となっている。26日の取引終了後、独自のマイクロ波を利用した金属製錬・鉱山プロセス標準ベンチ装置を用いた実証実験で、鉄鉱石の還元に成功したと発表した。実用化に向けた重要なマイルストーンであるベンチスケールでの実証を終え、今後は技術の確立を加速するとともに、事業化に向けたパートナーを探索するとしており、材料した買いが集まっている。同装置は金属製錬プロセスにおける鉱石の焼成・還元など従来は化石燃料を燃焼して取り組んでいた工程を、電気で発生するマイクロ波プロセスに置き換える昇温装置。二酸化炭素排出量の削減及び熱効率の改善を目指し開発した。 ■室町ケミカル <4885> 1,112円 +150 円 (+15.6%) ストップ高 11:30現在 室町ケミカル<4885>がストップ高。同社は医薬品と化学品を2本柱としているが、化学品では液体処理用高純度イオン交換樹脂を製造し半導体業界向け主要サプライヤーとして存在感を高めている。同イオン交換樹脂は先端半導体分野で使われる超純水の精製及び薬液の高純度化に必須であり、そのなか同社は時価総額50億円未満の超小型株ながら、同分野のニッチトップの一角としてポジションを確立している。世界的なAI・半導体関連人気で同社株にも見直し買いが入り始めた。業績も26年5月期は売上高が16%増収、営業62%増益と急拡大見通しにあり、10倍未満のPERに加え、株主還元にも抜かりなく取り組んでおり、今期予想配当利回りはきょうのストップ高水準で換算しても2.3%に達する。 ■ダイトーケミックス <4366> 513円 +63 円 (+14.0%) 11:30現在 ダイトーケミックス<4366>が大幅高で5連騰、2月18日につけた495円の年初来高値を払拭、21年9月以来約4年8カ月ぶりの高値ゾーンに突入した。世界的なAIブームを背景にそのインフラ基盤を担う半導体関連株への物色人気が盛り上がっているが、主力どころのメモリーや製造装置メーカーだけでなく、周辺材料を手掛ける中小型株に物色の裾野が広がっており、相次いで水準訂正の動きが顕在化している。そのなか、感光性材料を手掛ける同社は、自社ブランドで展開するほか、同社の大株主である東京応化工業<4186>など世界的メーカーのレジスト用感光性材料の供給でも実績を重ねており、ここにきて見直し買い人気に火がついた。27年3月期は営業32%増益と好調を見込んでおり、500円前後の値ごろ感も投資資金の食指を動かしている。 ■共和電業 <6853> 1,012円 +150 円 (+17.4%) ストップ高買い気配 11:30現在 共和電業<6853>がストップ高の水準となる1012円でカイ気配に張り付いている。同社は物体のひずみ具合を計測するセンサーである「ひずみゲージ」の大手。自動車の衝突試験をはじめ鉄道、ダム、トンネルといったインフラ領域を含め幅広く製品が活用されている。7日に発表した26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算は、売上高が前年同期比3.2%増の46億5300万円、営業利益は同10.7%減の6億3300万円。営業利益は減少したものの、中間期の計画である6億2000万円を上回った。4月末に755円どころにあった株価には上昇圧力が掛かっていたが、前日にツバキ・ナカシマ<6464>の株価急騰の要因となった「Vaelis」名の海外からとみられる英文SNSアカウント所有者が新たに共和電に関する投稿を行い、投資家の関心が向かったようだ。ツバキナカと同様に、ヒューマノイドロボットとの関連性について言及する内容となっている。 ●ストップ高銘柄 大日光 <6635> 1,012円 +150 円 (+17.4%) ストップ高 11:30現在 弘電社 <1948> 10,650円 +1,500 円 (+16.4%) ストップ高買い気配 11:30現在 など、5銘柄 ●ストップ安銘柄 モイ <5031> 780円 -150 円 (-16.1%) ストップ安 11:30現在 以上、1銘柄 株探ニュース