午後:債券サマリー 先物は前日比変わらず、長期金利は2.760%と横ばいで推移
投稿:
22日の債券市場で、先物中心限月6月限は前日比変わらず。日銀の早期利上げ観測が広がるなか、この日実施された流動性供給入札がやや弱めと受け止められた。これを受け先物は午後に一段安となったが、その後は値を戻した。 流動性供給(第454回)入札(対象:残存期間5年超11年以下)は、応札倍率は2.51倍となり、前回(4月16日)の3.01倍を下回った。入札結果が明らかになると先物は売りに押されたが、その後は下げ渋った。超長期債に対して持ち高調整目的の買いが入り、円債相場を下支えした。片山さつき財務相が閣議後の記者会見で、26年度の補正予算案に関し、追加的な赤字国債に頼らなくてもよい形で対応したい、との意向を示したことも、財政悪化リスクの高まりを意識した債券投資家の買い戻しを誘う要因となったもようだ。この日発表された4月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比で1.4%上昇した。伸び率は3月の水準から鈍化したが、円債市場には目立った反応はみられなかった。 先物6月限は127円94銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は2.760%と横ばいで推移。一時2.790%に上昇した。 出所:MINKABU PRESS