午前:債券サマリー 先物は反落、長期金利上昇し2.775%で推移
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22日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反落した。日銀の早期利上げ観測が広がり、円債相場の重荷となった。 日銀の小枝淳子審議委員が21日の講演で、政策金利を適切なペースで引き上げ、物価高対応を進めることが適切、との認識を示した。これを受け、6月の金融政策決定会合での利上げシナリオが一段と強く意識されるようになった。前日のニューヨーク市場では原油相場の上昇一服を受けて長期債相場は上昇(金利は低下)したものの、円債に買い向かう姿勢は限定的だった。 総務省が22日発表した4月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比1.4%上昇した。伸び率は3月の水準から鈍化したが、円債市場の反応は限られた。財務省は同日、流動性供給入札(残存期間5年超11年以下)の実施を通知した。市場では波乱なく通過するとの見方が多い。 先物6月限は前営業日比16銭安の127円78銭で午前を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は上昇し、同0.015ポイント高い2.775%で推移している。 出所:MINKABU PRESS