【↓】日経平均 大引け| 5日続落、金利上昇懸念で6万円台割れ (5月20日)

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市況

日経平均株価
始値  60567.27
高値  60567.27
安値  59292.25
大引け 59804.41(前日比 -746.18 、 -1.23% )

売買高  27億8314万株 (東証プライム概算)
売買代金 9兆5429億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は大幅安で5日続落、終値で6万円台割れ
 2.米株安受けリスク回避モード、3週間ぶりの安値水準に
 3.世界的な金利上昇を警戒、一時は1200円を超える急落
 4.AI・半導体関連に加え内需株も安く値下がり銘柄8割超
 5.キオクシアは断トツの売買代金をこなし下げ相場に逆行

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比322ドル安と反落した。原油価格の高止まりや長期金利の上昇でリスク回避の売りが優勢となった。

 東京市場では、広範囲に売りが広がり、日経平均株価は大幅安で6万円台を割り込み、約3週間ぶりの安値水準に沈んだ。

 20日の東京市場は、前日の米株安を受けてリスクオフの流れが加速する格好となった。前日まで日経平均は4日続落しており、朝方は突っ込み警戒感から先物主導で買い戻され、わずかにプラス圏でスタートしたが、その後は急速に下値を切り下げた。原油市況の高止まりを背景としたインフレ警戒感がくすぶるなか、世界的な金利上昇懸念が強まっている。前日に続きAI・半導体関連の主力株に売りがかさんだほか、内需株も売り込まれ日経平均は一時1200円を超える急落に見舞われる場面があった。その後はシンボルストックに位置付けられるキオクシアが頑強な値動きとなり、つれて日経平均も下げ渋った。ただ、終値で6万円台までは戻し切れず、プライム市場の値下がり銘柄数も全体の8割以上を占めている。売買代金は再び10兆円台を割り込んだ。

 個別では、フジクラ<5803>が大幅安、ソフトバンクグループ<9984>も売られた。東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>などが安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も下落した。三菱重工業<7011>、ソニーグループ<6758>などが値を下げ、ファナック<6954>、レゾナック・ホールディングス<4004>も下値を探った。アーレスティ<5852>がストップ安となり、オークマ<6103>、第一稀元素化学工業<4082>も急落。レノバ<9519>も大きく水準を切り下げた。フルヤ金属<7826>の下げも目立った。

 半面、売買代金で群を抜くキオクシアホールディングス<285A>が高く、古河電気工業<5801>も上昇した。アドバンテスト<6857>、イビデン<4062>が買われ、みずほフィナンシャルグループ<8411>、ファーストリテイリング<9983>なども上値を追った。UBE<4208>がストップ高で値上がり率首位。FIG<4392>が急騰、ヨコレイ<2874>、ワコム<6727>なども値を飛ばした。テスホールディングス<5074>が物色人気、アンリツ<6754>、くら寿司<2695>なども買いを集めている。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、アドテスト <6857>、キオクシア <285A>、イビデン <4062>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約239円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、東エレク <8035>、フジクラ <5803>、ファナック <6954>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約534円。

 東証33業種のうち上昇はその他金融業、小売業、鉱業の3業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)医薬品、(2)海運業、(3)倉庫・運輸、(4)精密機器、(5)銀行業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)非鉄金属、(2)建設業、(3)石油・石炭、(4)機械、(5)情報・通信業。

■個別材料株

△くら寿司 <2695> [東証P]
 「米子会社株をトランプ大統領が取得」との報道。
△Tアルファ <3089> [東証S]
 防衛省関連で実績有する技術商社で30億円未満の時価総額に着目。
△伊勢化 <4107> [東証S]
 「自衛隊基地でペロブスカイト太陽電池導入の実証実験」との報道で思惑。
△UBE <4208> [東証P]
 今期増配予想で還元姿勢を評価。
△BeeX <4270> [東証G]
 米アンソロピックと「クロード」のリセラー契約を締結。
△FIG <4392> [東証P]
 台湾企業との先端AIパッケージ検査装置開発で思惑膨らむ。
△モイ <5031> [東証G]
 SBI <8473> と資本・業務提携。
△魁力屋 <5891> [東証S]
 26年6月末株主から株主優待制度を拡充へ。
△レシップHD <7213> [東証S]
 25万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△朝日インテク <7747> [東証P]
 好決算受けた買い続く。

▼オンコリス <4588> [東証G]
 五味大輔氏の保有割合が3.91%に低下。
▼コクサイエレ <6525> [東証P]
 米KKRが保有全株式を売却へ。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)UBE <4208>、(2)FIG <4392>、(3)ヨコレイ <2874>、(4)JSB <3480>、(5)ニッコンHD <9072>、(6)ワコム <6727>、(7)GMO-FG <4051>、(8)テスHD <5074>、(9)クオンツ総研 <9552>、(10)ニチコン <6996>。
 値下がり率上位10傑は(1)アーレスティ <5852>、(2)オークマ <6103>、(3)Appier <4180>、(4)フジクラ <5803>、(5)稀元素 <4082>、(6)レノバ <9519>、(7)グロービング <277A>、(8)ホーチキ <6745>、(9)PILLAR <6490>、(10)フルヤ金属 <7826>。

【大引け】

 日経平均は前日比746.18円(1.23%)安の5万9804.41円。TOPIXは前日比59.02(1.53%)安の3791.65。出来高は概算で27億8314万株。東証プライムの値上がり銘柄数は263、値下がり銘柄数は1283となった。東証グロース250指数は786.25ポイント(36.76ポイント安)。

[2026年5月20日]


株探ニュース

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