午前:債券サマリー 先物は反発、長期金利は一時2.800%に上昇後低下
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20日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発した。株安を受けて債券に買い戻しが入った。前日の米国市場で長期債相場が下落(金利は上昇)したことは重荷となった。 米長期金利は4.66%に上昇した。インフレ懸念が強まるなかで、世界的に金利に上昇圧力が掛かっている。日本に関してはロイター通信が19日、ベッセント米財務長官がインタビューのなかで、日銀の植田和男総裁が政府から十分な独立性を保証されれば「必要な措置を講じる」と確信していると述べた、と報じた。 補正予算案の編成に伴う財政悪化リスクの高まりが警戒されるなか、財務省が20日実施する20年債入札に対しては一定の警戒感が広がったもよう。だが日経平均株価がこの日は下げ幅が1200円を超え、6万円の大台を割り込んだことを背景に、リスク資産から債券に資金をシフトさせる目的の買いが入ったようだ。 先物6月限は前営業日比9銭高の127円68銭で午前を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は一時2.800%に上昇後は低下し、足もとでは2.775%で推移している。 出所:MINKABU PRESS