東京株式(大引け)=593円安と3日続落、金利上昇警戒しAI・半導体主力株売られる
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18日の東京株式市場はリスク回避ムードが強く、日経平均株価は大幅続落。一時1000円を超える下げをみせたが、売り一巡後は下げ渋った。 大引けの日経平均株価は前営業日比593円34銭安の6万0815円95銭と3日続落した。プライム市場の売買高概算は26億7520万株、売買代金概算は8兆1166億円。値上がり銘柄数は441、対して値下がり銘柄数は1106、変わらずは23銘柄だった。 きょうの東京市場はこれまで全体相場の牽引役となっていたAI・半導体関連株に売りがかさみ日経平均を押し下げた。原油先物価格の上昇を背景に世界的に金利上昇が顕著となり、株式の相対的な割高感が意識され投資家のセンチメントを冷やした。国内でも新発10年債利回りが一時2.80%まで上昇し、ハイテクセクターには逆風として意識された。ただ、前週末の決算発表を受けて好業績株には買いが向かった。その代表格がキオクシアで大量の買い注文でストップ高カイ気配に張り付き取引時間中は商いが成立しなかった。値下がり銘柄数は1100を超え、プライム市場全体の70%強を占めている。また、全体売買代金は8兆円強にとどまり、8日ぶりに10兆円台を下回った。 個別では、売買代金トップが定位置のキオクシアホールディングス<285A.T>がこの日はストップ高比例配分で全体商いにほとんど影響を及ぼさなかった。代わって売買代金トップとなったフジクラ<5803.T>が軟調、ソフトバンクグループ<9984.T>も冴えない。ディスコ<6146.T>も下落、ファーストリテイリング<9983.T>が安く、日東紡績<3110.T>も下値を試す展開に。カーリット<4275.T>が値下がり率トップ、キッセイ薬品工業<4547.T>はストップ安に売り込まれた。 半面、売買代金2位に入った古河電気工業<5801.T>がしっかり、三井金属<5706.T>も買いが優勢だった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が堅調、リクルートホールディングス<6098.T>が急騰した。デクセリアルズ<4980.T>、浜松ホトニクス<6965.T>も高い。関東電化工業<4047.T>はストップ高で値上がり率首位。タツモ<6266.T>、GMOペイメントゲートウェイ<3769.T>、イノテック<9880.T>なども値幅制限いっぱいに買われた。テルモ<4543.T>も大幅高。 出所:MINKABU PRESS