午前:債券サマリー 先物は大幅続落、長期金利上昇し2.700%と29年ぶり高水準
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15日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は大幅続落した。原油高を背景とするインフレ懸念が強まるなか、補正予算案の編成による財政悪化リスクも意識され、債券売りを促した。 前日のニューヨーク市場で米長期金利は4.48%に上昇した。4月の米小売売上高が前月比0.5%増と堅調な伸びを示し、FRBによる利上げ観測をサポートした。日本国内では14日の取引時間中に、2026年度補正予算案の編成を政府が検討していると伝わった。財政を巡る懸念が再燃する格好となり、円債相場を引き続き押し下げた。 日銀は15日、定例の国債買い入れオペの実施を通知した。対象は「残存期間1年超3年以下」、「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」の3本で、オファー額は予定通り。 先物6月限は前営業日比46銭安の128円23銭で午前を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は2.700%に上昇。29年ぶりの高水準をつけた。 出所:MINKABU PRESS