話題株ピックアップ【夕刊】(1):三精テクノロ、日本ドライ、メイコー
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■三精テクノロジーズ <6357> 2,632円 +500 円 (+23.5%) ストップ高 本日終値 13日に決算を発表。「今期経常は15%増で3期連続最高益、前期配当を10円増額・今期は5円増配へ」が好感された。 三精テクノロジーズ <6357> [東証S] が5月13日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期の連結経常利益は前の期比28.3%増の67.9億円になり、27年3月期も前期比14.8%増の78億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。5期連続増収、6期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を80円→90円(前の期は55円)に増額し、今期も前期比5円増の95円に増配する方針とした。 同時に発表した「2.75%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。 発行済み株式数(自社株を除く)の2.75%にあたる50万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月14日から5月31日まで。 ■日本ドライケミカル <1909> 3,725円 +700 円 (+23.1%) ストップ高 本日終値 日本ドライケミカル<1909>がストップ高。ALSOK<2331>が13日の取引終了後に、米投資ファンドのカーライル・グループとの共同出資会社が日本ドライの完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格の3730円にサヤ寄せする格好となっている。ALSOKは現在、日本ドライ株式の16.41%を所有しており、今回の非公開化により人材基盤の強化と組織の高度化などを推進するのが狙い。買い付け予定数は2240万3872株(下限1346万5700株、上限設定なし)で、買付期間は5月14日から6月29日までを予定。TOB成立後、日本ドライは所定の手続きを経て上場廃止となる見込みで、これを受けて東京証券取引所は13日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定している。なお、日本ドライはTOBに関して賛同の意見を表明するとともに、株主に対して応募を推奨している。 ■メイコー <6787> 38,650円 +7,000 円 (+22.1%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ メイコー<6787>がストップ高。同社は13日の取引終了後、26年3月期の連結決算発表にあわせ、27年3月期の業績予想を開示。今期の売上高は前期比33.0%増の3200億円、最終利益は同36.5%増の270億円を計画する。年間配当予想は同45円増配の160円とした。トップラインは3割台の伸びを予想し、大幅な増益・増配かつ過去最高益の連続更新の見通しを示したとあって、好感されたようだ。衛星通信やAIサーバー向けの基板の生産をベトナム第4工場において拡大する方針。車載向け基板は自動運転や運転支援案件の受注拡大を見込む。26年3月期の売上高は前の期比16.3%増の2405億7400万円、最終利益は同32.5%増の197億8200万円だった。 ■オプテックスグループ <6914> 3,865円 +700 円 (+22.1%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位 オプテックスグループ<6914>はストップ高の水準となる前営業日比700円高の3865円に買われた。13日の取引終了後、26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表した。売上高が182億9900万円(前年同期比21.3%増)、営業利益が29億8300万円(同59.3%増)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。特にIA(インダストリアルオートメーション)事業は半導体や電気・電子部品業界の設備投資需要の回復を背景に、高収益製品のFA関連や検査用照明関連などの売り上げが好調に推移し業績を牽引した。なお、営業利益の通期計画(88億円)に対する進捗率は約34%に上ったものの、通期計画は据え置いた。 ■ユニオンツール <6278> 22,360円 +4,000 円 (+21.8%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率3位 ユニオンツール<6278>がストップ高。プリント配線板用超硬ドリル(PCBドリル)で世界トップシェアを誇るが、生成AI関連を中心とした需要創出で収益は会社側の想定を上回る好調に推移している。13日取引終了後に26年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の100億円から130億円(前期比49%増)に大幅増額した。増額前の段階で連続ピーク利益更新が見込まれていたが、そこから更に3割も上乗せされる形となっている。同社の株価は年初から既に2倍以上の上昇パフォーマンスを演じていたが、足もとの業績修正を受け投資資金の攻勢が改めて加速している。 ■丸一鋼管 <5463> 1,793円 +300 円 (+20.1%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率4位 丸一鋼管<5463>に物色人気集中、300円高はストップ高に買われた。同社は建設業界向けを主力とする溶接鋼管の国内トップメーカーで、海外売上高比率が5割近いことからも分かるように、世界的にも屈指の実力を有している。13日取引終了後に発表した26年3月期の営業利益は前の期比40%増の320億4300万円と大幅な伸びを達成、続く27年3月期の同利益についても前期比15%増の369億円見通しと2ケタ成長を継続し、5期ぶりの過去最高更新を予想している。同社もAIデータセンター案件によって商機が高まっており、半導体生産設備に使われるBA管などの収益貢献が見込まれている。株主還元にも抜かりなく、今期年間配当は52円を計画、これは株式3分割を考慮すると実質大幅増配となる。更に発行済み株式数2.71%相当の600万株、金額ベースで100億円を上限とする自社株買いも発表(買い付け期間は27年3月末まで)しており、これらが大口資金を誘引する強力なポジティブ材料となった。 ■東海カーボン <5301> 1,585円 +247 円 (+18.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位 東海カーボン<5301>は急反騰し、年初来高値を更新した。13日の取引終了後、26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を引き上げた。売上高予想は従来予想の3467億円から3700億円(前期比14.6%増)、営業利益予想は260億円から280億円(同8.3%増)、最終利益予想は106億円から120億円(同40.2%減)とした。年間配当予想については10円増額し、中間・期末各20円の合計40円へ上方修正しており、これらを好感した買いが集まった。半導体市場の拡大を背景としたファインカーボン事業や工業炉及び関連製品事業における販売の拡大、中東紛争を契機としたアルミニウム製錬炉の巻替え需要取り込みに伴う販売数量の増加を見込む。同時に株主還元方針の変更を発表した。従来は連結配当性向30%を目標としていたが、今期からは連結配当性向40%、もしくは前期末株主資本を基準とする調整後株主資本配当率(DOE)5%を目安として、より高い方を選択する。また、高い総還元性向を意識した自己株式取得などを機動的に実施することを明記した。あわせて政策保有株式の縮減方針も開示しており、連結純資産に対する政策保有株式の比率について25年12月期末の10%から、28年12月期末までに3%程度へと縮減する。なお、東海カーボンはきょう午前10時、取得総数1121万700株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.25%)の自社株買いを実施したと発表。取得総額は149億9991万6600円で、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で買い付けを行った。 ■ダイキョーニシカワ <4246> 1,046円 +150 円 (+16.7%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率9位 13日に発表した「4.3%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。 発行済み株式数(自社株を除く)の4.3%にあたる285万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月14日から9月30日まで。 ■CKサンエツ <5757> 4,930円 +700 円 (+16.6%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率10位 13日に決算を発表。「今期経常は77%増で4期ぶり最高益、10円増配へ」が好感された。 CKサンエツ <5757> [東証P] が5月13日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期の連結経常利益は前の期比32.8%減の56.3億円に落ち込んだが、従来予想の40億円を上回って着地。27年3月期は前期比77.4%増の100億円に急拡大を見込み、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収になる。 ■フルヤ金属 <7826> 10,630円 +1,500 円 (+16.4%) ストップ高 本日終値 フルヤ金属<7826>がストップ高。13日の取引終了後に、26年6月期の連結業績予想について、売上高を880億円から960億円(前期比67.3%増)へ、営業利益を165億円から225億円(同2.4倍)へ、純利益を110億円から150億円(同2.3倍)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を120円から155円(前期96円)へ引き上げたことが好感された。情報通信市場やエレクトロニクス市場、半導体市場などの底堅い需要を背景に、データセンター用HDD部材や半導体製造装置用部材などが引き続き順調に推移すると見込まれることが要因。また、ファインケミカル・リサイクル部門が復調傾向にあることや、期初から取り組んでいる貴金属市況の変動に強い経営体質の構築で、サプライチェーン支援部門が予想を上回る見通しになることも寄与する。同時に発表した第3四半期累計(25年7月~26年3月)決算は、売上高747億3000万円(前年同期比83.1%増)、営業利益173億3600万円(同2.1倍)、純利益116億8700万円(同2.1倍)だった。 株探ニュース