13日の株式相場見通し=上値重い展開、米半導体株安などが重荷に
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13日の東京株式市場は方向感の見えにくいなかも、日経平均株価はやや弱含みの推移となりそうだ。ここ欧州株市場では上値の重さが目立っており、独DAXは前日に1.6%安に売られたほか、その他の主要国の株価指数も軒並み下値を試す展開となった。米国とイランの間で戦闘終結に向けた協議が進展をみせないことで、投資家心理が冷やされている。この日はドイツの半導体大手インフォニオンテクノロジーなども軟調で全体相場のリスク回避ムードを助長した。米国株市場でもNYダウは小じっかりだったものの、半導体セクターに利益確定売り圧力が表面化し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が反落。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3%強の下落となった。イラン報道官が(イランが再攻撃を受けた場合は)核兵器を使えるまでウラン濃縮を進める可能性に言及したことで、地政学リスクの高まりが改めて意識されている。WTI原油先物価格が再び1バレル=100ドル台に乗せるなど上昇基調を強めていることも警戒された。14~15日の日程で行われる米中首脳会談を控え、この結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせた。経済指標では4月の米消費者物価指数(CPI)が前年同月比3.8%増と事前予想を上回る伸びを示しており、FRBによる利下げ期待が後退したことも重荷となっている。東京市場では海外市場の動向を受け日経平均の上値は重そうだ。ただ、下値では押し目買いニーズが強く深押しは見込みにくい。 12日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比56ドル09セント高の4万9760ドル56セントと3日続伸。ナスダック総合株価指数は同185.93ポイント安の2万6088.20だった。 日程面では、きょうは4月の貸出・預金動向、4月の対外・対内証券売買契約、3月の国際収支、4月の景気ウォッチャー調査など。国内主要企業の決算発表ではソフトバンクグループ<9984.T>に注目度が高い。海外では3月のユーロ圏鉱工業生産、4月の米生産者物価指数(PPI)、米30年物国債の入札など。 出所:MINKABU PRESS