午前:債券サマリー 先物は続落、長期金利2.545%に上昇

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市況

 12日の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。原油高を背景にインフレへの懸念が根強いことに加え、日米財務相会談で目新しい発言がなかったことが売りにつながった。

 米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が難航し、ホルムズ海峡の早期再開への期待感が後退するなか、11日の米原油先物相場が続伸したことが影響。同日の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことが円債の重荷となったほか、エネルギーの大半を輸入に頼る日本の物価上振れリスクが意識された。この日に財務省が実施する10年債入札への警戒感もあり、債券先物には断続的に売りが流入。片山さつき財務相がベッセント米財務長官との会談に関して「日米の連携を確認した」と述べたことが伝わると、新味に乏しいと受け止められ一段安となった。

 午前11時の先物6月限の終値は、前日比30銭安の129円08銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.030%高い2.545%と約29年ぶりの高水準をつけた。

出所:MINKABU PRESS

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