東京株式(大引け)=295円安、米半導体株高も買い一巡後は利食い優勢に

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市況

 11日の東京株式市場はAI・半導体関連の一角に利益確定の売りが出て日経平均株価は続落。しかし、バリュー株には買われる銘柄も多く、TOPIXは反発した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比295円77銭安の6万2417円88銭と続落。プライム市場の売買高概算は29億473万株、売買代金概算は10兆4354億円。値上がり銘柄数は870、対して値下がり銘柄数は650、変わらずは53銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方に先物主導で日経平均が大幅高でスタートし一時600円を超す上昇を示したが、その後は買いが続かなかった。前週末の米国株市場では半導体関連を中心に値を飛ばす銘柄が目立っていたことで、その流れを引き継ぐかと思われた。しかし、原油価格が再上昇に転じたことなどを嫌気して取引時間中に利食いを優先する動きが優勢となった。週内にベッセント米財務長官の訪日や、北京での米中首脳会談が予定されていることから、この結果を見極めたいとの思惑が買い手控えムードにつながったようだ。もっとも、個別銘柄は物色意欲が旺盛で、中小型株に買われるものが多かった。大引け時点で値上がり銘柄数が値下がりを200以上も上回った。また、全体売買代金は前週から数えて3営業日連続で10兆円を超えた。

 個別では、1兆8000億円台の驚異的な売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>が上値追いを継続。フジクラ<5803.T>、JX金属<5016.T>も上昇した。ソニーグループ<6758.T>が急伸をみせ、三井金属<5706.T>も物色人気を集めた。JT<2914.T>も高い。日本トムソン<6480.T>がストップ高で値上がり率首位。サンワテクノス<8137.T>、インターアクション<7725.T>、FIG<4392.T>、物語コーポレーション<3097.T>、東京応化工業<4186.T>などが揃って値幅制限上限まで上値を伸ばしている。五洋建設<1893.T>も商いを膨らませ大幅高に買われた。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、任天堂<7974.T>も下値を探った。アドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>など半導体製造装置関連の一角が値を下げた。キーエンス<6861.T>、日東紡績<3110.T>などが安く、住友金属鉱山<5713.T>も売りに押された。JMDC<4483.T>、デジタルアーツ<2326.T>がストップ安に売り込まれたほか、島精機製作所<6222.T>、日本エム・ディ・エム<7600.T>、アドバンスクリエイト<8798.T>なども大きく水準を切り下げた。

出所:MINKABU PRESS

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