午前:債券サマリー 先物は続落、原油高を通じた物価上昇圧力を意識
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11日の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。中東情勢の先行き不透明感を背景に時間外取引で米原油先物が上昇し、原油高を通じた物価上昇圧力の高まりが意識された。 トランプ米大統領は10日、戦闘終結に向けた提案へのイランの回答について「全く受け入れられない」と自身のSNSに投稿。ホルムズ海峡の実質封鎖が長期化するとの見方から時間外取引で米原油先物が上昇し、これが影響する形で債券先物に売りが先行した。朝方の売りが一巡したあとは下げ渋る場面もあったが、ベッセント米財務長官と高市早苗首相及び片山さつき財務相が12日に会談する予定とあって積極的には動きにくく戻りは限定的。前引けにかけて売り直され、この日の安値で取引を終えた。なお、日銀は「残存期間1年以下」「同1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同10年超25年以下」「同25年超」を対象とする国債買いオペを通知した。 午前11時の先物6月限の終値は、前週末比14銭安の129円56銭となった。一方、現物債市場で10年債の取引はまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS