11日の株式相場見通し=大幅反発で最高値街道へ、米半導体株高が追い風に

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市況

 11日の東京株式市場は主力株を中心に広範囲に買いが広がりそうだ。日経平均株価は大幅反発で6万3000円台半ばまで上値を伸ばし、史上最高値を更新する公算が大きい。前週末の欧州株市場はほぼ全面安に近い商状となり独DAX、仏CACともに1%を超える下げとなった。イラン情勢は依然として不透明感が拭えず、この日は機関投資家の持ち高調整の売りが観測された。しかし、米国株市場では朝方に発表された4月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数がコンセンサスを大幅に上回ったことで買い安心感が台頭、とりわけ半導体関連を中心にハイテク株に買いが続き、ナスダック総合株価指数は大幅高に買われ史上最高値圏に再突入した。また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は5.5%高と急騰を演じ、ほぼ高値引けで最高値を更新した。ただ、その後に開示された5月のミシガン大学消費者態度指数(速報値)は前月から低下し、事前予想も下回ったことで景気敏感株を中心に利食いを誘い、NYダウは小幅なプラスにとどまっている。東京市場では、日経平均の構成比で上位を占める半導体製造装置の主力株には、前週末の米半導体株高が追い風となりやすく、強調相場を後押ししそうだ。今週14~15日に行われる米中首脳会談の結果を見極めたいとの思惑はあるものの、先物主導でAIアルゴリズムによるトレンドフォローの買いが指数押し上げ効果をもたらす展開が予想される。

 8日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比12ドル19セント高の4万9609ドル16セントと小反発。ナスダック総合株価指数は同440.88ポイント高の2万6247.07だった。

 日程面では、きょうはベッセント米財務長官が13日までの日程で訪日する。国内主要企業の決算発表ではイビデン<4062.T>、JX金属<5016.T>、TOWA<6315.T>、日本郵船<9101.T>、ソフトバンク<9434.T>、メルカリ<4385.T>などが予定されている。海外では4月の中国消費者物価指数(CPI)、4月の中国生産者物価指数(PPI)、4月の米中古住宅販売件数が発表されるほか、米3年物国債の入札も行われる。

出所:MINKABU PRESS

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