明日の為替相場見通し=中東紛争の長期化懸念でドルが買われやすい
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今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米国とイランの衝突が長期化するとの見方から引き続き「有事のドル買い」が入りやすい。予想レンジは1ドル=159円70銭~161円50銭。 米ニュースサイトのアクシオスが「トランプ米大統領はイランに対する軍事行動の可能性を巡る新たな計画について、30日に米中央軍のクーパー司令官から説明を受けるもよう」と報じており、質への逃避から基軸通貨であるドルが買われやすい。米原油先物相場が一段と騰勢を強めれば、エネルギーの大半を輸入に頼る日本の貿易収支悪化の思惑から円が売られるだろう。 片山さつき財務相が28日の閣議後会見で「為替は連休中も24時間対応だ」と述べたことなどから介入警戒感もあるが、ドル円相場は「有事のドル買い」主導の上昇とあって市場では実弾投入の可能性は低いとの見方もあるもよう。また、29日まで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)でタカ派的なスタンスが示されたこともドルの支えとなりそうだ。 なお、日本時間今晩には米国で3月の個人消費支出(PCEデフレーター)、1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値、1~3月期の雇用コスト指数、前週分の新規失業保険申請件数、4月のシカゴ購買部協会景気指数、3月の景気先行指標総合指数が発表される。 出所:MINKABU PRESS