【↓】日経平均 大引け| 続落、原油高や金利上昇で売り優勢 (4月30日)

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市況

日経平均株価
始値  59484.71
高値  59560.57
安値  58928.20
大引け 59284.92(前日比 -632.54 、 -1.06% )

売買高  31億7743万株 (東証プライム概算)
売買代金 9兆9743億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は続落、一時5万9000円割れの場面も
 2.FOMC受け米利下げ期待後退、160円台へ円安進行
 3.原油相場は騰勢強める、イラン情勢で進展見られず
 4.新発10年債利回りが2.5%突破、29年ぶり高水準
 5.好決算銘柄に買いもプライム全体では7割強が下落

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比280ドル安と5日続落した。FOMCの結果を受けた金融政策の不透明感や原油価格の上昇が嫌気された。

 東京市場では、リスクオフの地合いとなった。日経平均株価は一時1000円近い下落をみせ、5万9000円台を割り込む場面があった。

 30日の東京市場は、主力銘柄を中心に売りが先行した。日本が29日の祝日で休場の間、イラン情勢の膠着状態が続き原油相場が再び上昇。また、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて米利下げ観測が後退し、為替が1ドル=160円台と円安基調を強め、国内のインフレ圧力が改めて意識される状況となった。こうしたなか、本日の債券市場で新発10年物国債利回りは2.5%を突破し、29年ぶりの高値圏に浮上。原油高と金利上昇が警戒され、株価の重荷となった。米国が新たなイラン攻撃を計画していると昼ごろ伝わり、後場に入って全体相場は一段安に。大引けにかけてはやや下げ渋った。決算など個別の材料で値上がりする銘柄も散見されたが、プライム市場全体で約76%の銘柄が値下がりした。売買代金は10兆円近い水準で活況だった。

 個別ではアドバンテスト<6857>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、フジクラ<5803>が軟調。ソフトバンクグループ<9984>は小安い。オリエンタルランド<4661>が水準を切り下げ、任天堂<7974>、ソニーグループ<6758>、サンリオ<8136>が値下がりした。富士通<6702>、NEC<6701>が急落。トヨタ自動車<7203>や日立製作所<6501>、三菱重工業<7011>も下落した。

 半面、キオクシアホールディングス<285A>が上昇。村田製作所<6981>、TDK<6762>のほか、イビデン<4062>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、SUMCO<3436>が水準を切り上げた。ファーストリテイリング<9983>はしっかり。信越化学工業<4063>、三菱電機<6503>、三井金属<5706>が堅調だった。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はTDK <6762>、イビデン <4062>、ファストリ <9983>、キオクシア <285A>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約260円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、フジクラ <5803>、SBG <9984>、コナミG <9766>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約568円。うち360円はアドテスト1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は7業種。上昇率の上位5業種は(1)石油・石炭、(2)食料品、(3)金属製品、(4)海運業、(5)鉱業。一方、下落率の上位5業種は(1)陸運業、(2)電気・ガス、(3)建設業、(4)銀行業、(5)その他製品。

■個別材料株

△北陸電工 <1930> [東証P]
 26年3月期営業利益が計画大きく上回り今期も2ケタ増益を予想。
△トーエネク <1946> [東証P]
 27年3月期は2ケタ営業増益となり中計の目標も増額へ。
△テラドローン <278A> [東証G]
 新たにウクライナ防衛テック企業との資本・業務提携を締結。
△内外テック <3374> [東証S]
 前期経常を78%上方修正、配当も5円増額。
△日華化学 <4463> [東証S]
 1-3月期(1Q)経常は46%増益で着地。
△田谷 <4679> [東証S]
 27年3月期は最終損益黒字転換見通し。
△IDHD <4709> [東証P]
 27年3月期は増収増益で実質増配を予想。
△シンポ <5903> [東証S]
 MBO発表でTOB価格にサヤ寄せ。
△NTN <6472> [東証P]
 26年3月期は最終黒字転換で着地へ。
△JIA <7172> [東証P]
 第1四半期営業益33%増。

▼富士通 <6702> [東証P]
 27年3月期一転最終減益へ。
▼北陸電 <9505> [東証P]
 27年3月期純利益54%減へ。

 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)セレス <3696>、(2)ティラド <7236>、(3)トーエネク <1946>、(4)RSテクノ <3445>、(5)北陸電工 <1930>、(6)IDHD <4709>、(7)ルネサス <6723>、(8)ハーモニック <6324>、(9)日本MDM <7600>、(10)ユナイテド海 <9110>。
 値下がり率上位10傑は(1)ブイキューブ <3681>、(2)KLab <3656>、(3)富士通 <6702>、(4)北陸電 <9505>、(5)共英製鋼 <5440>、(6)モリタHD <6455>、(7)ライフネット <7157>、(8)OLC <4661>、(9)Genky <9267>、(10)北ガス <9534>。

【大引け】

 日経平均は前日比632.54円(1.06%)安の5万9284.92円。TOPIXは前日比44.98(1.19%)安の3727.21。出来高は概算で31億7743万株。東証プライムの値上がり銘柄数は347、値下がり銘柄数は1195となった。東証グロース250指数は766.65ポイント(7.57ポイント安)。

[2026年4月30日]


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