【↑】日経平均 大引け| 大幅続伸、半導体関連株が買われ6万円台乗せ (4月27日)

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市況

日経平均株価
始値  59880.71
高値  60903.95
安値  59608.63
大引け 60537.36(前日比 +821.18 、 +1.38% )

売買高  23億818万株 (東証プライム概算)
売買代金 8兆3560億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は大幅続伸、一気に6万円台半ばへ急浮上
 2.前週末の米株市場でSOX指数18連騰、初動から1.5倍化
 3.中東情勢や日米の金融政策決定会合前でも上げ足止まらず
 4.物色対象はAI・半導体関連株が中心、一部の銘柄が牽引役
 5.日経平均800円超上昇も値下がり銘柄の方が多い地合いに

■東京市場概況

 前週末の米国市場では、NYダウは前日比79ドル安と続落した。半導体関連や大型テック株は堅調も週末を前に持ち高調整の売りが優勢となった。

 週明けの東京市場では、主力株中心に買いが続き、日経平均株価は大幅続伸、一時は1100円を超える上昇で6万900円台まで買われる場面があった。

 27日の東京市場は、半導体関連株などを中心に買いが集まり、全体相場を押し上げた。前週末の米国株市場ではNYダウが小安かったものの、ナスダック総合株価指数が大きく切り返し史上最高値を更新。特にフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4%を超える上昇で18連騰を記録、この間に指数は約1.5倍化し驚異的に水準を切り上げている。これを受けてリスク許容度が高まった海外投資家などの買いが東京市場に流入した。中東情勢への警戒感や、日米の金融政策決定会合を前にしても手控えムードは感じられない。もっとも買われている銘柄はAI・半導体周辺銘柄に偏っており、一部の日経平均寄与度の高い銘柄が押し上げる構図となった。日経平均が急伸しているにもかかわらず、プライム市場の値上がり銘柄数は値下がり銘柄数を下回るという歪んだ地合いとなっている。

 個別では、売買代金首位のキオクシアホールディングス<285A>が買われ、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が一斉高となった。ファナック<6954>はストップ高、キーエンス<6861>、山洋電気<6516>なども値幅制限いっぱいに買われた。ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>も物色人気でフィジカルAI関連に位置付けられる銘柄のパフォーマンスが際立つ。リガク・ホールディングス<268A>が急騰、パナソニック ホールディングス<6752>の上げも目立った。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、古河電気工業<5801>も売りが優勢だった。三菱重工業<7011>が弱含み、中外製薬<4519>は大幅安に売り込まれた。商船三井<9104>も安い。IHI<7013>も下値を試す展開が続いている。KOA<6999>が急落、ジャパンディスプレイ<6740>も大きく値を下げた。ローム<6963>、日本製紙<3863>が大きく水準を切り下げ、ARCHION<543A>なども下落した。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、ファナック <6954>、ファストリ <9983>、東エレク <8035>、フジクラ <5803>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約996円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519>、SBG <9984>、野村総研 <4307>、KDDI <9433>、三菱商 <8058>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約292円。

 東証33業種のうち上昇は13業種。上昇率の上位5業種は(1)電気機器、(2)非鉄金属、(3)機械、(4)金属製品、(5)銀行業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉱業、(3)医薬品、(4)証券・商品、(5)情報・通信業。

■個別材料株

△パルマ <3461> [東証S]
 日本郵便との業務連携を深化。
△高度紙 <3891> [東証S]
 27年3月期営業益予想25%増で20円増配へ。
△ダイハツイン <6023> [東証S]
 26年3月期は一転経常増益に。
△ハーモニック <6324> [東証P]
 26年3月期業績は計画上振れ。
△山洋電 <6516> [東証P]
 27年3月期は大幅増収増益で実質増配を予想。
△Tホライゾン <6629> [東証S]
 26年3月期経常8倍増益に上方修正し配当も大幅増額。
△鈴木 <6785> [東証P]
 通期業績・期末配当予想を上方修正。
△キーエンス <6861> [東証P]
 前期経常は13%増で5期連続最高益。
△ファナック <6954> [東証P]
 27年3月期2ケタ増益予想と自社株買い発表を好感。
△オーバル <7727> [東証S]
 26年3月期業績は営業利益が計画上振れ。

▼はてな <3930> [東証G]
 被害額最大11億円の資金流出事案が発生。
▼三谷産業 <8285> [東証S]
 27年3月期は営業益11%減を計画。

 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)山洋電 <6516>、(2)ハーモニック <6324>、(3)ファナック <6954>、(4)キーエンス <6861>、(5)リガクHD <268A>、(6)鈴木 <6785>、(7)ミスミG <9962>、(8)ローツェ <6323>、(9)RSテクノ <3445>、(10)パナHD <6752>。
 値下がり率上位10傑は(1)中外薬 <4519>、(2)野村総研 <4307>、(3)ブイキューブ <3681>、(4)KOA <6999>、(5)合同鉄 <5410>、(6)Jディスプレ <6740>、(7)メタウォータ <9551>、(8)さくらネット <3778>、(9)ローム <6963>、(10)日本紙 <3863>。

【大引け】

 日経平均は前日比821.18円(1.38%)高の6万0537.36円。TOPIXは前日比18.69(0.50%)高の3735.28。出来高は概算で23億818万株。東証プライムの値上がり銘柄数は684、値下がり銘柄数は838となった。東証グロース250指数は762.59ポイント(5.51ポイント安)。

[2026年4月27日]


株探ニュース

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