前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

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■山大 <7426>  554円 (-150円、-21.3%) ストップ安

 山大 <7426> [東証S]がストップ安。東京証券取引所が22日の取引終了後、同社株の10月1日付での上場廃止を決定し、4月22日から9月30日まで整理銘柄に指定すると発表したことが嫌気された。上場維持基準(流通株式時価総額基準)に不適合が確認されたため。

■牧野フ <6135>  10,570円 (-1,020円、-8.8%)

 東証プライムの下落率6位。牧野フライス製作所 <6135> [東証P]が3日続急落。同社に対してはアジア系の投資ファンドであるMBKパートナーズが非公開化を目的に1株1万1751円でTOB(株式公開買い付け)を実施する方針を示していたが、財務大臣及び経済産業大臣から公開買付者がTOBの中止勧告を受けたと23日の寄り前に発表した。軍事転用の可能性が特に高い高性能な工作機械を製造する牧野フに対する買収計画について、外為法で規定する「国の安全等に係る対内直接投資等」に該当すると判断されたという。MBKパートナーズ側は勧告に対して「驚きをもって受け止めている」としたうえで、今後の対応について検討しているとのコメントを公表した。株式市場においては、TOBの取り下げリスクが意識されたようだ。MBKパートナーズ側は5月1日までに勧告を応諾するかどうか財務大臣及び経済産業大臣に通知することを予定しているという。

■ノート <5243>  2,490円 (-201円、-7.5%)

 note <5243> [東証G]が急反落。23日寄り前、同社の創業者である加藤貞顕CEOが決算発表日の翌営業日4月15日に55万株(発行済み株式総数の2.84%)を売却したと発表した。加藤CEOによる株式保有割合は取引前の29.15%から26.31%に低下した。将来の東証プライム市場への移行を見据え、流通株式比率の向上を図ったという。

■ソニーFG <8729>  135.5円 (-10.7円、-7.3%)

 ソニーフィナンシャルグループ <8729> [東証P]が急反落。22日夜の日本経済新聞電子版で、「ソニー生命保険で顧客に対する金銭詐取が発生している疑いがあることが22日、わかった」と報じられたことが嫌気された。ソニー生命は金融グループの中核企業で、今年3月には元営業社員が顧客との不適切な金銭の取り扱いに及んでいたことが判明していた。

■ディスコ <6146>  72,000円 (-2,830円、-3.8%)

 ディスコ <6146> [東証P]が4日ぶり大幅反落。22日の取引終了後、26年3月期の連結決算発表にあわせ、27年3月期第1四半期(4-6月)の業績予想を開示した。売上高は前年同期比18.0%増の1061億円、営業利益は同21.8%増の420億円、最終利益は同24.1%増の295億円を見込む。増益予想を示したことを受けて安心感が台頭。高く始まったものの、利益確定売りが上値を圧迫する格好となった。半導体・電子業界において顧客の投資意欲は短期間で激しく変動するため、需要の予測は困難だとして、これまで通り1四半期先の業績予想を公表する形とした。4-6月期の出荷額は1320億円(前年同期は1111億円、前四半期は1216億円)と予想。想定為替レートは1ドル=157円としている。生成AI関連の需要が強く、出荷額は四半期として過去最高を見込む。26年3月期の連結決算は、売上高が前の期比11.1%増の4368億8900万円、営業利益が同10.9%増の1849億8900万円、最終利益が同9.4%増の1355億2100万円だった。これまでの計画に対していずれも上振れし、過去最高となった。3月31日を基準日とする前期の期末配当については直近の予想から68円増額の376円で決定。年間配当は505円となった。今期の配当予想は未定としている。

■ファストリ <9983>  69,290円 (-2,420円、-3.4%)

 ファーストリテイリング <9983> [東証P]が大幅安で3日続落。創業者で代表取締役会長兼社長の柳井正氏が22日付で関東財務局に提出した変更報告書で、ファストリ株の保有割合(親族ら共同保有分を含む)が40.28%から39.25%へ減少したことが判明した。報告義務発生日は4月15日。

■三菱ケミG <4188>  916.7円 (-24.7円、-2.6%)

 三菱ケミカルグループ <4188> [東証P]が続落。22日の取引終了後に、英国子会社が製造販売を行うエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂「ソアノール」について、投資計画を見直すと発表。投資額の増加により収益性の低下が見込まれることから、現在までに発生した投資関連費用を含むソアノール関連固定資産の減損処理を行うとしており、26年3月期に約300億円の減損損失を計上する見通しであることが嫌気された。なお、同件による業績への影響は精査中としている。

■スバル <9632>  3,450円 (-65円、-1.9%)

 スバル興業 <9632> [東証S]が続落。22日の取引終了後に、公正取引委員会から排除措置命令及び課徴金納付命令を受けたと発表しており、嫌気された。同社は昨年9月、首都高速道路(東京都千代田)が発注する道路清掃業務の入札に関して独占禁止法違反の疑いがあるとして、公正取引委員会による立ち入り検査を受けていた。今回の命令を受けて、同社では更なる法令遵守の徹底に取り組み、再発防止と信頼回復に努めるとしている。

※23日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

株探ニュース

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