22日の株式相場見通し=3日ぶり反落か、欧米株安受け利食い優勢の地合いに

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市況

 22日の東京株式市場は総じて利益確定売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は3日ぶりに反落しそうだ。5万8000円台後半から5万9000円近辺の推移が予想される。前日の欧州株市場はリスク回避ムードが拭えず主要国の株価が軒並み下落した。米国とイランの停戦期限が近づくなか、この結果を見極めようとする思惑から買いが手控えられた。フランスの主要株価指数であるCAC40や英国のFTSE100はいずれも1%を超える下落となった。米国株市場も米・イスラエルによるイランへの軍事攻撃が終息することへの期待感が後退するなか、景気敏感株やハイテク株など幅広く売りが優勢となった。この日はバンス副大統領のパキスタン・イスラマバード訪問が保留されたと報じられ、これが嫌気された形だ。イランからの合意案への回答がなかったことで協議が見送られたもよう。NYダウは朝方に400ドル超上昇する場面があったが、その後に軟化、原油先物価格の上昇も逆風となり取引最終盤に投げが出て水準を切り下げた。ただ、米株市場の取引終了後、トランプ米大統領は停戦期限の延長を表明しており、これはきょうの東京市場にポジティブに作用する可能性はある。東京市場では、前日に日経平均株価が続伸し、前場取引終了時点では16日につけた史上最高値を上回っていた。その後は上げ幅を縮小し、最高値更新はお預けとなった格好だが、きょうも中東情勢が混沌とするなか上値は重そうだ。来週行われる日銀金融政策決定会合では利上げが見送られる方向にあるが、これは既に相場に織り込まれた状態で、為替動向なども横にらみに先物を絡めた不安定な地合いが続きそうである。

 21日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比293ドル18セント安の4万9149ドル38セントと続落。ナスダック総合株価指数は同144.43ポイント安の2万4259.96だった。

 日程面では、きょうは2025年の貿易統計及び26年3月の貿易統計、実質輸出入動向など。海外ではインドネシア中銀、トルコ中銀が政策金利を発表するほか、3月の英消費者物価指数(CPI)、4月のユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)、米20年国債の入札など。主要企業の決算発表では、テスラ<TSLA>、ボーイング<BA>、IBM<IBM>の1~3月期決算に注目度が高い。

出所:MINKABU PRESS

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