東京株式(大引け)=256円高、リスク選好続き5万8000円台回復

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市況

 15日の東京株式市場は、朝方から買い優勢の地合いとなり、フシ目の5万8000円台を回復。一時は史上最高値を視界に捉える場面もあったが、その後は上げ幅を縮小した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比256円85銭高の5万8134円24銭と続伸。プライム市場の売買高概算は24億3539万株、売買代金概算は9兆2241億円。値上がり銘柄数は1020、対して値下がり銘柄数は518、変わらずは38銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の欧米株全面高を受け、広範囲に買いが広がった。海外短期筋による先物買いなどを背景に日経平均株価は一時700円あまり水準を切り上げ5万8500円台まで上昇、2月27日の史上最高値まであと270円弱に迫る場面があった。米国株市場ではイランとの和平交渉が進むとの観測が市場センチメントの改善につながっており、ナスダック総合株価指数が10連騰、東京市場もこの流れを引き継いだ。ただ、5万8000円台では戻り売り圧力も強く、朝高後は漸次伸び悩む動きをみせた。米株市場を引き継いだ半導体株高も、午後はオランダのASML<ASML>の決算発表を契機に値を消す銘柄が目立った。値上がり銘柄数は全体の65%を占め、売買代金は5営業日ぶりに9兆円台に乗せるなど活況だった。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、アドバンテスト<6857.T>も終始買いが優勢だった。日立製作所<6501.T>が高く、信越化学工業<4063.T>も堅調。トヨタ自動車<7203.T>もしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも買われた。村田製作所<6981.T>が物色人気、NEC<6701.T>、富士通<6702.T>などにも投資資金が流入した。マネーフォワード<3994.T>、ベイカレント<6532.T>はいずれもストップ高を演じた。ボードルア<4413.T>も大幅高。住友ファーマ<4506.T>も商いを膨らませ上値を追った。

 半面、きょうも断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>だったが株価は大幅反落、JX金属<5016.T>も安い。フジクラ<5803.T>、古河電気工業<5801.T>など電線株への売りも目立った。レーザーテック<6920.T>、ディスコ<6146.T>が安く、三菱重工業<7011.T>も軟調。日東紡績<3110.T>が値下がり率トップとなり、ディップ<2379.T>、マクセル<6810.T>、乃村工藝社<9716.T>なども下値を探った。

出所:MINKABU PRESS

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