話題株ピックアップ【夕刊】(3):TOTO、コシダカHD、トライアル

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材料

■TOTO <5332>  5,322円   -410 円 (-7.2%)  本日終値  東証プライム 下落率6位
 TOTO<5332>が後場急落。午後1時過ぎの日本経済新聞電子版で「ユニットバスの受注を停止したことが13日、わかった」と報じられており、業績への影響を懸念した売りが出たようだ。記事によると、ホルムズ海峡封鎖の影響を受けて、フィルム接着やコーティングに使われる材料に含まれる有機溶剤が不足していることから受注停止を余儀なくされたもよう。なお、トイレなど衛生陶器の製造には問題がないとしている。

■コシダカHD <2157>  1,030円   -70 円 (-6.4%)  本日終値  東証プライム 下落率8位
 コシダカホールディングス<2157>は大幅安で年初来安値更新。前週末10日取引終了後、26年8月期連結業績予想について売上高を825億4400万円から820億4600万円(前期比18.2%増)へ、営業利益を129億6600万円から118億3100万円(同3.8%増)へ下方修正すると発表した。上期実績が想定を下回ったため。これが嫌気されている。あわせて発表した上期決算は売上高が389億3200万円(前年同期比14.5%増)、営業利益が50億400万円(同2.1%減)だった。積極的な出店が奏功した一方、既存店の更新投資や家賃見直しによる影響、その他各種経費がかさんだ。

■トライアル <141A>  4,170円   -275 円 (-6.2%)  本日終値
 トライアルホールディングス<141A>が大幅反落。前週末10日の取引終了後に発表した3月度の月次売上高速報で、既存店売上高は前年同月比0.3%増と3カ月連続で前年実績を上回ったものの、1月の同5.6%増、2月の同2.1%増から伸び率が鈍化しており、これが嫌気された。前年に比べて休日が1日少ない影響がマイナス1.4ポイントあったものの、3月20日~29日に開催した「SU-PAY祭」が来店を喚起し、売り上げの成長を支えた。また、過去最多の単月アプリ会員登録数を記録し、会員基盤の拡大に貢献した。なお、全店売上高は同7.1%増だった。

■近鉄百貨店 <8244>  1,665円   -107 円 (-6.0%)  本日終値
 近鉄百貨店<8244>が大幅安で4日続落。前週末10日の取引終了後に発表した27年2月期連結業績予想で、売上高1150億円(前期比8.3%減)、営業利益54億円(同19.6%減)、純利益37億円(同0.2%減)と減収減益を見込むことが嫌気された。前期に売上高・利益を押し上げた大阪・関西万博オフィシャルストアの出店効果が今期はなくなることが響く。なお、その26年2月期決算は、売上高1254億5000万円(前の期比9.0%増)、営業利益67億1800万円(同25.5%増)、純利益37億900万円(同6.4%増)だった。

■ほぼ日 <3560>  4,270円   +700 円 (+19.6%) ストップ高   本日終値
 ほぼ日<3560>がストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社は10日取引終了後、26年8月期第2四半期累計(25年9月~26年2月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比69.6%増の17億3300万円となり、通期計画の6億8000万円を大きく超過した。売上高は同23.0%増の70億6500万円で着地。「ほぼ日手帳」の販売部数が100万部を突破して成長を牽引したほか、利益面では原価率が改善したことなどが寄与した。なお、通期の業績予想については従来計画を据え置いている。

■ホームポジション <2999>  595円   +95 円 (+19.0%) 一時ストップ高   本日終値
 ホームポジション<2999>が切り返し急。同社は前週末10日の取引終了後、26年8月期第2四半期累計(25年9月~26年2月)の単独決算を発表した。売上高は前年同期比25.9%増の90億5100万円、経常利益は同3.9倍の3億6900万円となり、経常利益は通期計画を上回って着地した。あわせて今年8月末日時点で1000株以上を保有する株主を対象にQUOカード2万円分を贈呈する株主優待の実施も発表。これらが株価の刺激材料となったようだ。同社は戸建て分譲住宅事業を展開。2月中間期は営業面での土地仕入れの強化などが奏功し、販売件数が前年同期を上回ったほか、受注も堅調に推移したという。

■ADプラズマ <6668>  2,278円   +276 円 (+13.8%)  本日終値
 アドテック プラズマ テクノロジー<6668>が7連騰し年初来高値を更新した。前週末10日の取引終了後に発表した2月中間期連結決算は、売上高54億6000万円(前年同期比13.2%減)、営業利益6億4000万円(同20.7%減)、純利益6億2400万円(同36.9%減)と減収減益となったものの、従来予想の純利益3億6000万円を大きく上回って着地しており、好材料視された。営業外収益で為替差益が発生したことが寄与した。主力の半導体・液晶関連事業は、AI・クラウド関連投資の継続を背景にサーバーやデータセンター向けを中心とした高性能半導体の需要が堅調に推移したものの、AI関連以外の一部用途では需要の濃淡が見られたことで売上高・利益が大きく落ち込んだ。また、研究機関・大学関連事業で、前年上期にあった大型案件がなくなったことも響いた。なお、26年8月期通期業績予想は、売上高116億円(前期比8.5%減)、営業利益15億8000万円(同12.6%減)、純利益10億1000万円(同49.7%減)の従来見通しを据え置いている。

■HPCシステムズ <6597>  2,677円   +161 円 (+6.4%)  本日終値
 HPCシステムズ<6597>が大幅高で3日ぶりに反発。前週末10日の取引終了後に、企業・研究機関における生成AI・LLM導入を支援する新サービス「AI基盤アセスメント」の提供を開始したと発表しており、好材料視された。同サービスはモデルサイズ、同時利用人数、コンテキスト長、応答性能などの条件を踏まえ、GPUメモリ容量、推論方式、並列構成を含めた構成検討を実施。更にGPUサーバー構成に加え、ストレージ、ネットワーク、推論ソフトウェアスタックを含め、実運用を見据えた総合的な構成整理を行うという。PoC(概念実証)環境から本番導入を見据えた構成設計と検証観点を整理し、レポートとして提示することで、生成AI・LLM導入に向けた意思決定を支援する。

■ココペリ <4167>  324円   +18 円 (+5.9%)  本日終値
 ココペリ<4167>が大幅高で3日ぶりに反発。この日、みずほ銀行(東京都千代田区)と、海外ビジネスマッチングプラットフォーム「MIZUHO BIG ADVANCE GLOBAL」のサービスを開始したと発表しており、好材料視された。「BIG ADVANCE GLOBAL」は、日本企業と海外企業が国境や言語の垣根を越えて出会い、ビジネスの可能性を広げるための新たなサービス。両社ではまずタイからスタートし、将来的にはASEAN全体へと拡大するとしている。

■AKIBA <6840>  522円   +27 円 (+5.5%) 一時ストップ高   本日終値
 AKIBAホールディングス<6840>が一時ストップ高まで買われた。同社は10日、グループのバディネットがテスホールディングス<5074>子会社のテス・エンジニアリングと蓄電所開発事業で業務提携したと発表。これが材料視されたようだ。テス・エンジニアリングが保有する顧客ネットワーク・事業開発ノウハウ・エンジニアリング力と、バディネットが持つ全国規模の施工力・施工ノウハウ・現場対応技術力を融合。これにより、蓄電所プロジェクトにおける計画・開発から現場実装までをカバーする事業推進体制を構築するとしている。

●ストップ高銘柄
 ソフトテックス <550A>  3,815円   +700 円 (+22.5%) ストップ高   本日終値
 リファバスG <7375>  1,644円   +300 円 (+22.3%) ストップ高   本日終値
 ユニチカ <3103>  1,763円   +300 円 (+20.5%) ストップ高   本日終値
 菊池製作所 <3444>  918円   +150 円 (+19.5%) ストップ高   本日終値
 津田駒工業 <6217>  525円   +80 円 (+18.0%) ストップ高   本日終値
 など、10銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

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