【↑】日経平均 大引け| 4連騰、イラン停戦を受けリスク選好一色 (4月8日)

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市況

日経平均株価
始値  54386.65
高値  56424.63
安値  54380.02
大引け 56308.42(前日比 +2878.86 、 +5.39% )

売買高  27億6005万株 (東証プライム概算)
売買代金 9兆6668億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は急騰、終値で2878円高は歴代3位の上げ幅に
 2.イランと米国の停戦交渉期限を目前にして即時停戦で合意
 3.原油市況が急落、長期金利も急低下と資金の流れが逆回転
 4.インデックス買いで時価総額上位の主力銘柄が値を飛ばす
 5.全体の88%が上昇、売買代金は9兆6000億円台と高水準

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比85ドル安と反落した。イラン合意期限控え神経質な展開から持ち高整理の売りが優勢となった。

 東京市場では、主力株をはじめリスクオン一色に染まり、日経平均株価は一時3000円近い上昇をみせ、終値では若干伸び悩んだもののこの日の高値圏で引けた。

 8日の東京市場は、リスク選好ムードが一気に強まり、日経平均株価は記録的な上昇幅となった。1日の上げ幅としては歴代3位にランクされた。イランと米国が停戦交渉期限を目前に控えた今朝方に即時停戦で合意、これを受けて空売り筋の買い戻しを誘発、先物主導で日経平均が一気に押し上げられる格好となった。原油市況の急落や、国内長期金利の急低下など、これまでの資金の流れが逆回転し、インデックス買いを交えて時価総額上位の主力銘柄に値を飛ばす銘柄が相次いだ。アジア株市場が全面高様相となったほか、米株価指数先物も急騰しておりこれを横目に、投資資金の流入を加速させた。半導体関連株や電線株などが一斉高に買われ、日経平均は後場取引終盤に上げ幅を2995円まで広げる場面があった。プライム上場銘柄の88%が上昇、売買代金は9兆6000億円台に達した。

 個別では、圧倒的な売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A>が値上がり率でもトップ、古河電気工業<5801>が売買代金、値上がり率ともに2位となり、この2銘柄のパフォーマンスが際立った。アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が軒並み値を飛ばした。JX金属<5016>、三井金属<5706>が買われ、イビデン<4062>、ルネサスエレクトロニクス<6723>も急騰。日東紡績<3110>にも投資資金が集中した。ファーストリテイリング<9983>が大きく買われ、マルマエ<6264>、東邦チタニウム<5727>なども大きく水準を切り上げた。

 半面、信越化学工業<4063>、任天堂<7974>が軟調、INPEX<1605>が急落した。商船三井<9104>、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運株が揃って安くなり、三井海洋開発<6269>も大きく下げた。このほか、日本コークス工業<3315>、サカタのタネ<1377>などが大幅安。出光興産<5019>、石油資源開発<1662>なども値を下げた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、SBG <9984>、フジクラ <5803>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約1651円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は信越化 <4063>、キッコマン <2801>、出光興産 <5019>、大塚HD <4578>、任天堂 <7974>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約42円。

 東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)ガラス・土石、(3)電気機器、(4)不動産業、(5)証券・商品。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)海運業、(3)石油・石炭、(4)水産・農林業、(5)医薬品。

■個別材料株

△キオクシア <285A> [東証P]
 「上場来初の配当実施検討」との報道。
△テクミラ <3627> [東証S]
 深セン工場の生産順調で26年2月期業績は計画上振れ。
△ヘリオス <4593> [東証G]
 韓国ジェネセル社と培養上清供給契約を締結。
△古河電 <5801> [東証P]
 AIデータセンターの象徴株として買い攻勢加速。
△DMG森精機 <6141> [東証P]
 レオスによる5%超保有が判明。
△ACSL <6232> [東証G]
 防衛省向けに大型案件2件を受注。
△マルマエ <6264> [東証P]
 半導体関連の好業績出遅れ株でリバウンド妙味。
△古野電 <6814> [東証P]
 「防衛装備品事業売上高を29年2月期70億円に引き上げ」との報道。
△アドテスト <6857> [東証P]
 ランへの大規模攻撃2週間延期でショートカバー点火。
△岡本硝子 <7746> [東証S]
 LEDからの出射光を高効率で集光できる新技術開発。

▼サカタタネ <1377> [東証P]
 12~2月期大幅減益を嫌気。
▼INPEX <1605> [東証P]
 米・イランの2週間停戦合意が伝わり原油相場が急落。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)キオクシア <285A>、(2)古河電 <5801>、(3)日東紡 <3110>、(4)マルマエ <6264>、(5)邦チタ <5727>、(6)アドテスト <6857>、(7)JX金属 <5016>、(8)ルネサス <6723>、(9)コクサイエレ <6525>、(10)芝浦 <6590>。
 値下がり率上位10傑は(1)日本コークス <3315>、(2)サカタタネ <1377>、(3)INPEX <1605>、(4)出光興産 <5019>、(5)ブイキューブ <3681>、(6)川崎汽 <9107>、(7)中央倉 <9319>、(8)石油資源 <1662>、(9)イーレックス <9517>、(10)トランザク <7818>。

【大引け】

 日経平均は前日比2878.86円(5.39%)高の5万6308.42円。TOPIXは前日比121.28(3.32%)高の3775.30。出来高は概算で27億6005万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1383、値下がり銘柄数は168となった。東証グロース250指数は775.18ポイント(32.27ポイント高)。

[2026年4月8日]


株探ニュース

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