話題株ピックアップ【夕刊】(2):岩手銀、USS、マクドナルド

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■岩手銀行 <8345>  1,744円   +44 円 (+2.6%)  本日終値
 岩手銀行<8345>が3連騰。同社は6日の取引終了後、大和証券グループ本社<8601>傘下の大和証券と包括的業務提携に関する業務を開始したと発表した。これに先立ち、3月30日には新たな中期経営計画を公表。長期財務目標として2032年度の純利益目標を従来の100億円から180億円以上に、ROE(自己資本利益率)目標を5%以上から7.5%以上に引き上げている。35年度にはROE9%以上の実現を目指すとした。中期計画では持続的な金利上昇環境を見据え、預貸ビジネスを中心に収益拡大を図ることや、地域の成長力の向上につながる相対的に収益力の高い中小企業向けやストラクチャードファイナンスを中心にリスクアセットを積み上げる方針などが示されている。これらに加えて証券大手との連携を通じた営業力の更なる強化が期待されるなか、今回岩手銀は大和証券との提携による預かり資産残高の目標を当初の8500億円から1兆円に見直したことも明らかにしており、株価の支援材料となったようだ。

■コーナン商事 <7516>  4,525円   +100 円 (+2.3%)  本日終値
 コーナン商事<7516>は6日続伸で新値追い。同社は6日、3月度の月次売上動向(連結)を公表。既存店売上高は前年同月比3.6%増となり、2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されたようだ。既存店の客数は同0.2%増、客単価が同3.3%増となったことが寄与。内装工事に関わる商品や大容量洗剤などの販売が引き続き堅調だったほか、気候に恵まれたことで除草関連や肥料などの園芸用品の販売も好調だった。

■ユー・エス・エス <4732>  1,765円   +38.5 円 (+2.2%)  本日終値
 ユー・エス・エス<4732>が堅調推移。同社は6日の取引終了後、26年1~3月の3カ月間におけるグループ中古車オークション実績の速報値を公表した。出品台数は前年同期比4.6%増。成約台数は同10.1%増となり、買い安心感をもたらした。成約率は69.0%で前年同期の65.5%を上回った。26年3月期(12カ月間)では出品台数が前の期比9.4%増で成約台数も同9.4%増。成約率は67.0%となり、前の期と横ばいとなった。

■マクドナルド <2702>  8,580円   +170 円 (+2.0%)  本日終値
 日本マクドナルドホールディングス<2702>が反発し上場来高値を更新した。同社は6日の取引終了後、3月の月次動向を開示した。既存店売上高は前年同月比2.4%増と増収率は2月の8.0%から鈍化、客数は同0.9%減と2024年12月以来の前年割れとなった。一方、客単価は同3.3%増と25年5月以来の高水準となった。増収基調を維持したことに加え、イラン情勢の不透明感のなかで業績面での安定感のある内需株を物色する投資家の姿勢も支えとなり、株価の押し上げにつながったようだ。全店売上高は同4.4%増となった。

■A&Dホロン <7745>  2,753円   +34 円 (+1.3%)  本日終値
 A&Dホロンホールディングス<7745>が3日続伸。6日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、投資会社のストラテジックキャピタル(東京都港区)による株式保有割合が9.34%から10.57%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いを誘ったようだ。保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為などを行うこと」としており、報告義務発生日は3月30日となっている。

■オービック <4684>  4,014円   +40 円 (+1.0%)  本日終値
 オービック<4684>は3日続伸。大和証券は6日、同社株のレーティングを5段階で最上位の「1(買い)」を継続した。目標株価は4900円(従来5600円)とした。26年3月期の連結営業利益は会社計画を若干超過して着地すると予想。世界的な「SaaSの死」議論で株価は調整したが、同社は生存・成長組と評価。ただ、風評・誤解の解消には時間を要するとし、まずは第1四半期決算後が騰勢開始のタイミングか、とみている。

■ミネベアミツミ <6479>  2,627円   +21.5 円 (+0.8%)  本日終値
 ミネベアミツミ<6479>が3日続伸。東海東京インテリジェンス・ラボは6日、同社株のレーティングを3段階で最上位の「アウトパフォーム」で継続するとともに、目標株価を3800円から3900円に引き上げた。中東情勢の悪化が長期化しない前提で、27年3月期以降も利益成長は続くと予想。今期はAIサーバー向けにベアリングやモーターの販売増や、光デバイスで中国のレアアース規制による生産減速により前期に低下したシェアが回復するとみており、構造改革効果の発現もあり増収増益を見込んでいる。

■Terra Drone <278A>  4,215円   -495 円 (-10.5%)  本日終値
 Terra Drone<278A>は反落。東京証券取引所が7日から、同社株の信用取引による新規の売り付けと買い付けにかかる委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表。これによって個人投資家からの資金流入が細るとの見方から売られた。また、日本証券金融も同日以降、貸借取引自己取引分と非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にすると発表した。

■ディスコ <6146>  62,860円   -4,120 円 (-6.2%)  本日終値  東証プライム 下落率3位
 ディスコ<6146>が3日ぶり大幅反落となった。同社は6日の取引終了後、26年3月期第4四半期(1~3月)の売上高と出荷額の速報値を発表した。単独ベースで売上高は1049億円で前年同期比2.3%増、前四半期比で19.2%増となった。通期では3538億円となり、前の期比6.6%増。直近の予想(3421億円)を上振れして着地した。同じく単独ベースで1~3月の出荷額は981億円と前年同期比28.2%増で、前四半期比では9.0%増。通期の出荷額は3588億円(前の期比6.2%増)となり6期連続で過去最高を更新した。堅調な結果を示したものの、同社株は前日まで水準を切り上げていた。発表を受けていったん好材料出尽くしと受け止めた売りが優勢となったようだ。同社は決算発表を4月22日に行う予定という。

■ユニオンツール <6278>  13,750円   -810 円 (-5.6%)  本日終値  東証プライム 下落率4位
 ユニオンツール<6278>が大幅下落。同社は6日の取引終了後、公募による自己株式の処分を決議したと発表。株式の需給悪化を警戒した売りがかさんだ。自社株180万株を処分するほか、需要状況に応じ最大27万株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う予定。処分価格は14日から17日までのいずれかの日に決める。ユニオンツルは手取り概算で最大269万2093万円を調達し、新潟県長岡市の工場での設備投資などに投じる予定としている。

株探ニュース

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