7日の株式相場見通し=3日続伸か、米株高で安心感も中東情勢の不透明感は拭えず

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市況

 7日の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に買い戻しの動きが継続、日経平均株価は3日続伸する可能性が高そうだ。前日は欧州株市場が総じて休場だったが、3連休明けとなった米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇した。米国とイランの間で停戦交渉が進展することへの期待感が買い優勢の地合いに反映された。ハイテク株への根強い買いが続き、上げ幅は限定的ながらナスダック指数は4日続伸となっている。米ニュースサイトが「米国、イラン及び複数の仲介国が45日間の停戦条件に関し協議を行っている」と報じたほか、その後にロイター通信も、米国とイランが軍事衝突の終結に向けた計画の枠組を検討していると伝えており、これがショート筋の買い戻しを誘発した。もっともトランプ米大統領は、イランがホルムズ海峡を完全に開放しなければイランの発電所や橋などをすべて破壊すると強硬姿勢を崩しておらず、先行き不透明感は拭えない。一方、この日発表された3月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数は前月から低下し、事前コンセンサスを下回った。個別項目では「価格」が上昇していることで、スタグフレーションへの懸念が意識されやすい状況となっている。FRBの金融政策も非常に難しい舵取りを迫られており、米株市場もこの日は上値を指向したとはいえ強弱観が拮抗する状態が続きそうだ。きょうの東京市場では、米株高を引き継ぎ強調展開が予想されるものの、買い一巡後は先物主導で不安定感が増す可能性もある。国内10年債利回りが約27年ぶりの水準まで上昇しており、これを警戒するムードも上値を重くしそうだ。

 6日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比165ドル21セント高の4万6669ドル88セントと反発。ナスダック総合株価指数は同117.15ポイント高の2万1996.33だった。

 日程面では、きょうは2月の家計調査、3月上中旬の貿易統計、30年物国債の入札、2月の景気動向指数(速報値)、消費活動指数など。海外では2月の米耐久財受注額、2月の米消費者信用残高、米3年物国債の入札など。

出所:MINKABU PRESS

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